2025.11.24 公開
22/7(ナナブンノニジュウニ)新メンバーオーディション講師の言葉に感涙「参加してよかった」

『22/7計算外 season2』(TOKYO MX・BS11/毎週土曜23:00~)(C)22/7 PROJECT   画像 1/6

4次審査のレッスンは計4日間。東京での2日間のレッスンを終えた候補生は、寝食を共にしながら朝から晩まで猛特訓に挑む2日間の箱根合宿へ。ここでは19人を4チーム(ローズ、アイリス、ミモザ、ルミナス)に編成。今回は、先週に引き続き赤ビブスのローズチームの様子を追う。ローズチームは、じゅりあ(千葉県出身、中間成績1位)、れん(東京都出身、同5位)、ゆず(千葉県出身、同7位)、いこ(沖縄県出身、同10位)、りり(東京都出身、中間発表不参加)の5人だ。

歌唱レッスンと演技レッスンを終えた彼女たち。続くダンスレッスンでは異変が起こる。中間成績1位の実力者であるじゅりあが、明らかに苦戦しているのだ。頭では理解できていても、体が思うように動かない。れんに教えを請い、汗だくになりながら「難しいです」とこぼす彼女。順風満帆に見えたエース候補が、思わぬ壁にぶつかっていた。

また、りりといこは振りが十分に入っておらず、講師から表現以前の問題だと言われてしまう。りりは「ちゃんと振りが入っていないから、本当にヤバいです」、いこも「焦っています。みんなと同じようにできるようになるまで、たぶん人より何倍も練習しないといけないタイプ。それが足りなかった」と、練習不足を痛感していた。

そんな中、1人のメンバーが立ち上がった。ダンスレッスンで唯一評価されたゆずだ。彼女はチームをまとめるべく、率先して自主練のプランを提案する。そして彼女はカメラの前で自身の役割について力強く語った。「自分がグループにとってポジティブな波を与えられる存在にならなきゃいけない」、「私が弱音を吐いたり、方向性が決まってないようじゃ(チームが)グラつく」。そこにはリーダーとしての自覚に目覚めた頼もしい姿があった。

■「オーディションに参加してよかった」と感涙

明けて合宿2日目の朝、ローズチームのメンバーは自主練のためスタジオに集まっていた。窓の外は快晴。「外の空気吸っていいのかな?」というゆずの提案で、全員で庭に出てリフレッシュすることに。太陽の光を浴び、肩を組んで円陣を組む5人。「今日も1日頑張ろうね!」という掛け声とともに、彼女たちは心を一つにした。

午前中のダンスレッスンは、リズム感を養うための基礎練習。しかし、初日にダンスで苦戦していたりりといこは、基本的なステップですら思うように体が動かない。自信のなさからか、2人はうつむきがちで覇気が感じられない。この姿を見た講師は、「『できるようになろう』っていう意思が見えないと、これ以上教えてあげる気にならない。意識を高く持って練習に臨んでほしい」と、意識の変化を求めた。

午後の演技レッスンでは、りりに大きな変化が起こる。前日「地声で話していると『ぶりっ子』とか言われて…」と悩みを吐露した彼女だが、この日は内なる思いを自作の台本に込めて熱演。これに対して講師が「めちゃめちゃ良くなった! 感情が乗ってきたぶん表情も豊かになった。誇ってください、自分のことを」と手放しに絶賛すると、りりの目からは涙がこぼれた。レッスン後、りりは「先生に『変わった』と言ってもらえて…。今までどれだけ頑張っても自分のこと変えられなかったから、自分でもこんなにできるんだ、って。このオーディションに参加してよかったなと思いました」と語った。彼女は大きな自信を手に入れた。

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