11月21日、日向坂46 ARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」の最終公演が、国立代々木競技場第一体育館公演で行われた。メンバーによる楽器演奏や、歌唱メンバーを入れ替えてのシャッフルユニットなど、数々の新しい試みが採り入れられた今回のツアー。その最後にふさわしく、メンバーもファンも達成感と高揚感に包まれる大団円を迎えた。オフィシャルレポートでは、そのライブ全編の模様をお伝えする。
【写真】日向坂46 ARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」の最終公演が、国立代々木競技場第一体育館公演で行われた日向坂46(29枚)
始めに、ステージ上に設置された巨大な球状のオブジェが開くと、金村美玖と小坂菜緒の姿が現れる。最新シングルでWセンターを務めるふたりを筆頭に、二〜五期生の全メンバーがステージに登場し、「NO WAR in the future 2020」をパフォーマンス。今回は重低音の効いたリミックスバージョンを使用しており、間奏では期別に激しいダンスも見せた。金村が「ツアーファイナル、全員出し切れー!」と活を入れ、ライブの開幕を告げる。
そして四期生による「夕陽Dance」へ。渡辺莉奈をセンターに、ダンサブルなサウンドに乗せて歌い踊った。そのままの勢いで、グループを代表するディスコチューン「キツネ」。アリーナ内に設置されたセンターステージと4つのサブステージ、そしてメインステージに全メンバーが展開し、ファンの間近でパフォーマンスした。
続いて正源司陽子がセンターを務める「君はハニーデュー」。センターステージでは、360度を向くフォーメーションでファンにアピールし、大コールを受けた。
ここで本日最初のMC。キャプテンの髙橋未来虹が、五期生の高井俐香が体調不良のためこの東京公演を欠席することを報告する。金村美玖は、今年すでにこの国立代々木競技場第一体育館公演で計5日間ライブをしていることに触れ、その思い入れを語った。そして小西夏菜実が「男子ー、女子ー、盛り上がっていくぞー!」と声出しをし、ツアータイトルにかけて「モンスター並みに盛り上がっていきましょう」と呼びかけた。
照明がいったん暗転すると、スポットライトに照らされて小坂菜緒が登場。自身のセンター曲「Love yourself!」を独唱し、透明感のある声を会場に響かせる。2番からは他のメンバーも加わってパフォーマンスした。









