2025.11.04 公開
熱気を保ったまま披露されたのは名曲「インフルエンサー」。切れ味鋭いフォーメーションと息の合ったダンスに、会場は一段とヒートアップ。続く「制服のマネキン」では、緊張感のあるパフォーマンスでフロアを圧倒し、歓声と拍手が幾重にも重なった。
「Same numbers」では、研ぎ澄まされたダンスワークで魅せ、伸びやかな歌声がホールの隅々まで届く。アウトロが終わると同時に、客席は大きな拍手と歓声で包まれた。
乃木坂46<テレビ朝日ドリームフェスティバル2025>©︎テレビ朝日ドリームフェスティバル2025 / Photo by 岸田哲平  画像 3/5
2025年11月26日・27日の卒業コンサートをもってグループを卒業する久保史緒里。MCで「今日、心に残ったアーティストは?」と客席に問いかけると、ステージに出演した多彩な名前が飛び交う。久保が「なんか、みんな忖度しない感じなんだね」と笑うと、場内は大きな笑いと拍手に包まれ、和やかな空気が広がった。
後半ブロックは「きっかけ」から。2016年のリリース以来、大切に歌い継がれてきたナンバーを丁寧に紡ぐと、伸びやかな歌声が会場に響き渡り、多くの観客が静かに聴き入る。余韻を保ったまま「シンクロニシティ」へ。緻密なシンクロと立体的なフォーメーションが決まるたびに歓声とクラップが重なり、一体感は最高潮に達した。
ラストは「Sing Out!」。高揚感あるビートに合わせて客席から大きなハンドクラップが起こり、ステージとフロアのコール&レスポンスが心地よく循環する。感動と多幸感の中、鮮やかな余韻を残してステージは幕を下ろした。
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