■今年最後のワンマンライブ、クリスマス大特典会、そしてAbemaでの無料放送も発表!
ライブ中盤では、12月28日(日)に立川ステージガーデンで開催されるワンマンライブのタイトルが「BOKUAO青春納め2025」に決定。さらに、ファンクラブ1次先行受付が10月18日(土)19:30よりスタートした。続いて、12月20日(土)には有明GYM-EXにて大特典会イベント「僕青クリスマス」の開催も決定。この発表に会場からは「やったー!」「絶対行く!」と歓声が上がり、ファンの期待が一気に高まった。さらに、「僕青祭2025」第2部の模様が、AbemaTVで10月25日(土)21時より無料放送されることも解禁し、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。
■終盤は22人の圧巻パフォーマンス 明るさと希望で本編を締めくくる
ライブ終盤にかけては、僕が見たかった青空の真骨頂とも言えるダンスナンバーが続けて披露された。「暗闇の哲学者」では重厚なビートとキレのあるフォーメーションが際立ち、22人の動きが一糸乱れぬ迫力で観客を圧倒。続く「真っ白に塗り直せ!」では、力強いサウンドに合わせて全員がダイナミックに躍動し、グループとしての結束とエネルギーを全身で表現した。その勢いのまま披露された「青空ディスコティック」では、ポップで華やかなディスコサウンドに合わせて観客も手拍子やコール&レスポンスで参加。ステージと客席が一体となり、笑顔と熱気に包まれた空間には、僕青らしい明るさと希望が満ちていた。そして本編ラストはメンバー22名が「炭酸のせいじゃない」を披露。杉浦英恋と八木仁愛によるアカペラから静かに始まる、この日限定の特別バージョンを披露した。恋心の痛みと強がりを描いた繊細な歌詞を、透明感のあるメロディと抑えた表情で丁寧に届け、淡い切なさの中に前を向こうとする強さが滲むパフォーマンスで、会場に静かな感動の余韻を残して本編の幕を閉じた。
■山口結杏、卒業前最後のステージで感謝のメッセージ
アンコールでメンバーが再登場。2部が卒業前最後のステージとなる山口結杏が「今日は僕青祭2025にお越しいただきありがとうございました。こうして、皆の前で話すのも、パフォーマンスするのも、もう最後かと思うと、まだどこか現実味がなくて、不思議な気持ちになります。卒業発表してから今日まで、なんか一日一日をより大切に過ごしてきたからこそ、皆さんと悲しい3ヶ月間じゃなくて、たくさん笑って、いろんな話をして、気持ちをたくさん皆さんに伝えられた特別で後悔のない3ヶ月間になったんじゃないかと思っています。こんなにも温かくて、素敵な景色を見せてくれて、本当にありがとうございました。皆さんと出会えたことが、私の誇りです。どんな時間にも終わりがあるけど、だからこそ今を信じて思いっきり楽しんで突き進んでいってほしいなと思います。私は本当にみんなのいるこのグループが大好きです。そして、このグループと私と出会ってくれた皆さんのことが大好きです。」とファンとメンバーに向けて感謝の気持ちを込めた書いてきた手紙を読み上げた。
続いて披露された「あの日僕たちは泣いていた」では、別れや挫折を経て、それでも前へ進もうとする青春の瞬間を、繊細な歌詞と壮大なメロディで描き出した。一人ひとりの感情が重なり合うような歌声と、心情を丁寧に映し出す表情演技が印象的で、ステージ全体が静かな感動に包まれた。曲の終盤では、八木仁愛が「結杏ちゃん、ありがとう」と特別バージョンのセリフを添え、会場全体が涙に包まれるような温かな空気に。
続く「マイフレンズ」では、仲間との絆や感謝の想いをまっすぐに歌い上げた。パフォーマンス中、客席では涙をぬぐいながらステージを見つめるファンの姿も多く見られ、メンバーたちもこの瞬間を大切に噛みしめるように歌声を届けた。感極まって涙を流すメンバーや、涙をこらえながら懸命に歌う姿が印象的で、グループの絆と優しさがにじむ、心温まるシーンとなった。
「マイフレンズ」を歌い終えると、リーダーの塩釜菜那が山口とファンに向けてメッセージを送った。「結杏ちゃんがいなくなって寂しさが残るだけじゃなくて、もっと前に進みたいと思っています。いなくなった分も補えるような強いグループになっていきたい。結杏ちゃんが将来、友達と遊んでいる時に私、僕青に入ってたんだって自慢できるグループになりたい。いなくなることは寂しいけれど、絶対に幸せになってほしい。」と、時折涙をこらえながら語る姿に、会場からは大きな拍手が送られた。
そして、感動の余韻が残る中、山口が望んでいた明るく笑顔でを叶えられる楽曲「好きになりなさい」でライブはラストを迎えた。ステージ上では、涙をぬぐいながらも笑顔を見せるメンバーの姿が印象的だった。メンバーとファンが互いに笑顔を交わし合う中、僕青らしい温かな空気に包まれながら、「僕青祭2025」は大きな拍手と感動の中で幕を閉じた。
