2025.10.20 公開
僕が見たかった青空「僕青祭2025」で笑顔と涙のワンマンライブ山口結杏が卒業前ラストステージで感謝

「僕青祭2025」(※提供画像)  画像 1/7

僕が見たかった青空が2025年10月18日(土)に神奈川・KT Zepp Yokohamaにて秋のワンマンライブ「僕青祭2025」を開催した。
昼夜2部構成で行われた学園祭コンセプトの本公演では、教室を思わせるオープニングから、竹取物語をテーマにしたダンスコーナー、そして卒業を控えた山口結杏による感動のラストステージまで、22名全員が全力で青春を体現。笑顔と涙が交錯する、まさに僕青らしさが詰まった一日となった。

【写真】神奈川・KT Zepp Yokohamaにて秋のワンマンライブ「僕青祭2025」を開催した僕が見たかった青空(7枚)


■学園祭のようなオープニングで幕開け
ワンマンライブ開演前の独特な緊張感が漂う中、会場のモニターに映し出されたのは、伊藤ゆずによる袴姿での書道パフォーマンス映像。筆を走らせる力強い姿に、会場の空気が一変し、期待感が一気に高まった。ステージ上には机や椅子が並べられ、チャイムの音が鳴り響くとメンバーが登場。全員が着席すると同時に「空色の水しぶき」のイントロが流れ、早崎すずきの「みなさんに会えるのを楽しみにとても楽しみにしていました。今日は僕青と最高な思い出作ろうね。僕青祭スタート!」という掛け声で会場のボルテージが一気に上昇した。オープニングを飾った「空色の水しぶき」は、透き通るようなメロディと弾むリズムが印象的な青春アンセム。机や椅子、ノートを使ったステージ演出で学園祭の情景を再現しながら、笑顔と疾走感に満ちたパフォーマンスで観客を包み込んだ。続く「友よここでサヨナラだ」では切なさの中に前へ進む決意を描き、「青空について考える」では歌詞の世界観を丁寧に表現。そして「あの頃のトライベッカ」では、ノスタルジックな旋律に合わせた軽快なステップで観客を魅了し、ライブ冒頭から青春そのもののドラマが展開された。

■山口結杏、卒業前最後のライブに特別な想い
1部のMCパートでは、岩本理瑚が出演した「千鳥の鬼レンチャン」や「オールスター感謝祭赤坂五丁目ミニマラソン」の話題に。岩本は「いっぱい走ったね。生まれてから信じられないくらい走ったなって思うくらい。辛かったけど、全部応援してくれた人がいたから頑張れました。」と笑顔で語った。一方、2部では卒業前ラストのライブとなる山口結杏が、「この約2年間活動してきた想いを今日のパフォーマンスに全部ぶつけて皆さんにお届けしようと思います。」とこのステージに向けて特別な想いを語った。感謝とともに、この日を迎えられた喜びを噛みしめるように言葉を紡ぐ姿に、会場からは温かな拍手が送られた。

■22人全員で作り上げた「竹取物語」の世界
「僕青祭2025」では、新たな挑戦として、メンバー22名による竹取物語をテーマにした特別演目を披露。メンバーは華やかな着物姿で登場し、力強い和太鼓のリズムに合わせて、和傘・障子・扇子を用いた繊細な舞を展開した。優雅でありながら芯の通った所作や表情が、日本の美しさと現代アイドルのエネルギーを見事に融合させる一方、僕青らしい力強くキレのあるダンスパートも加わり、静と動が交錯するダイナミックなステージを創り上げた。
伝統と青春が響き合うこの演目で、彼女たちは静寂の中の情熱を体現し、僕青としての新たな表現領域を切り開いた。パフォーマンス直後のMCでは、かぐや姫を演じた早崎すずきが「めっちゃ緊張しました。途中で羽織が変わるリスキーなところもあって、ドキドキだったんですけど、みんなで頑張ったからこそ成功させたいなと思っていたので無事終わってホッとしております。」と笑顔で振り返り、会場を和ませた。

■「僕青祭ファッションショー」で個性がぶつかり合う
企画コーナーでは、6名のメンバーがプロデューサーとなり、それぞれが自分がプロデュースしたいメンバーを指名。ファン投票で最もセンスのある名プロデューサーを決定する「僕青祭ファッションショー」が開催された。メンバー同士の個性と感性がぶつかり合う、華やかで笑顔あふれるコーナーとなった。1部では、萩原心花・伊藤ゆず・安納蒼衣がプロデューサーを務め、長谷川稀未・岩本理瑚・柳堀花怜をコーディネート。トップバッターの長谷川稀未を担当した萩原は、「デートコーデをテーマに、私の理想を詰め込んだ服装」と語り、優勝への自信をのぞかせた。続く岩本理瑚は、普段のスポーティーなイメージを覆すガーリースタイルで登場。意外性のある姿に、会場からは驚きと歓声が上がった。トリを飾ったのは、安納蒼衣がゲンキマンという独特なテーマでコーディネートした柳堀花怜。登場した瞬間、会場からは大きな笑いと歓声が巻き起こり、見事、安納プロデュースの柳堀が1部の優勝を飾った。
続く2部では、早崎すずき・工藤唯愛・杉浦英恋がプロデューサーを務め、今井優希・八木仁愛・塩釜菜那をコーディネート。トップバッターを飾った早崎プロデュースの今井は、ステージ上で堂々とウォーキングを披露し会場を魅了。工藤唯愛がプロデュースした八木仁愛はこれまでのイメージにはない「あまあま」コーデで登場すると大きな歓声が上がった。昨年の僕青祭2024でも塩釜菜那をプロデュースした杉浦英恋は今年も奇抜なコーデで会場を沸かせたが、ファン投票の結果、僅差で工藤がプロデュースした八木が2部の優勝を勝ち取り、ステージは笑顔と拍手に包まれた。

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