2025.10.10 公開
2026年の不道徳な夏の締め括り!乃木坂46、39thシングルのアンダーライブ終幕!

「39thSG アンダーライブ」鈴木健太(KENTA Inc.)  画像 1/24

乃木坂46「39thSG アンダーライブ」の最終公演が10月9日、神奈川・横浜BUNTAIにて開催された。7月にリリースされた乃木坂46の39thシングル「Same numbers」のアンダー楽曲「不道徳な夏」歌唱メンバーによる今回のアンダーライブは、10月7日から3日間にわたり、グループにとって初の会場となる神奈川県の横浜BUNTAIで実施。初めてアンダーセンターを務める4期生・金川紗耶を中心としたメンバー12人で、39枚目シングルにちなんだコーナーを交えながら、終始熱量の高いステージが展開された。なお、最終日となるこの日の模様はインターネット配信も実施された。

【写真】「39thSG アンダーライブ」の最終公演が開催された乃木坂46(24枚)


正面に「UNDERLIVE」、両サイドに「WELCOME」や「THEATER」「Effort, Thanks, Smile(努力、感謝、笑顔)」「NOGIZAKA46」の電飾が施された、海外の劇場を思わせるステージセット上に、林瑠奈を筆頭にひとりずつメンバーが登場。最後に金川が姿を現し、「今日は限界突破するぞ!みんな、いっぱい声出してね」を合図にステージ後方の赤い幕が開き、ライブは「Under's Love」にて華やか幕開けを飾る。情熱的な楽曲に合わせて、メンバーは力強さとしなやかさを織り交ぜたダンスで観客を魅了。その後も12人の配列で「4」や「6」を作り出す「My rule」、ミラーボールの眩い光が幻想的な空間を作り上げる「Hard to say」、雨が打ちつける中でキラキラと輝く電飾の映像が印象的な「マシンガンレイン」と、曲を重ねるごとに客席のボルテージも一気に上昇していった。

最初のMCでは、アンダー曲のセンターを務める金川が「終わりがくるのが本当に早くて。今日も皆さんの熱量に負けないように、私たちも頑張りたいと思います!」と挨拶。続けて岩本蓮加は「皆さんの歓声がパワーになるので、一生忘れられない日にしたい」、佐藤璃果は「ここ横浜BUNTAIで乃木坂46がライブをするのは今回が初めて。将来『最初の1回目は伝説だった』と言ってもらえるようなライブにしたい」と、それぞれ意気込みを口にした。約1年ぶりのアンダーライブ参加となる奥田いろはがセンターに立つ「落とし物」でライブは再開。岩本の呼びかけでメンバー、オーディエンスがシンガロングでひとつになる「~Do my best~じゃ意味はない」、アリーナが青、スタンドが白で染まる中、佐藤を中心に華麗なパフォーマンスを見せる「滑走路」、前回の「38thSG アンダーライブ」で座長を経験して一段と逞しくなった柴田柚菜が弾けるような笑顔を見せる「交感神経優位」と、過去のアンダーライブを彩ってきた名曲、人気曲が次々と披露されていく。

続いては39枚目シングルにちなんだ、メンバー1人ひとりが楽曲を通して感謝(サンキュー=39)を伝えていく「39(サンキュー)ブロック」に突入。初日は林が「音が出ないギター」、岩本が「空気感」、佐藤が「今、話したい誰かがいる」、矢久保美緒が「僕が手を叩く方へ」を歌い、2日目は田村真佑が「大嫌いなはずだった」、黒見明香が「Against」、吉田綾乃クリスティーが「泣いたっていいじゃないか?」、伊藤理々杏が「誰よりそばにいたい」を、感謝を伝えたい相手への想いを込めて熱唱した。最終日となるこの日は、奥田が5期生はじまりの歌をソロ歌唱することで出会ったすべての人たちに感謝を送る「絶望の一秒前」、尊敬する先輩の楽曲を通して柴田を応援してくれるファンへ愛を届ける「君に贈る花がない」、松尾が坂道研修生時代に感じた感謝の気持ちがよみかえってくる「シンクロニシティ」を、各メンバーのナレーションを添えて披露。最後は座長の金川が「初めての4期生ライブから成長した姿を観てほしい」というメッセージとともに「サヨナラの意味」をパフォーマンスし、3日間にわたる「39ブロック」を見事に締め括った。

ライブ後半戦では、伊藤&林のダブルセンターによる「さざ波は戻らない」を筆頭に、エモーショナルさやセンチメンタルさが強調された王道のアンダー楽曲が連発される。「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」では黒見が中心に立ち、卒業した先輩から引き継いだ乃木坂46の歴史と現在進行形の彼女たちらしさ織り交ぜながらパフォーマンス。矢久保センターの「三角の空き地」でもその姿勢は同様で、彼女を筆頭に強い乃木坂愛をにじませながら美しい歌とダンスを届けていく。そして、吉田がセンターを務める「嫉妬の権利」では感情がたっぷり込められたボーカルを響かせ、感傷的な空気を漂わせながらも会場の熱気をより一層高めていった。アンダーライブに欠かせないキラーチューンに成長した松尾センター曲「踏んでしまった」で、客席の熱量はさらにヒートアップ。途中まで映像演出を用いないことで、ライブへの没入感をより高める結果につながり、かつ曲後半で巨大なスクリーンにメンバーの姿が映し出されることで、その圧倒的な美のパワーに多くのオーディエンスがノックアウトされることとなった。

ライブもいよいよ佳境に。金川がアンダーライブに向けて選曲をする映像が流れると、「不道徳な夏」曲中に登場するフレーズにちなんで「Hot! Cool! Sexy!ブロック」と題したメドレーコーナーがスタート。まずは田村を中心としたメンバーがSexyパートを担当し、妖艶さをにじませながら「バレッタ」を披露する。続く「深読み」では岩本と吉田がアリーナ後方でパフォーマンスするサプライズも用意され、セクシーさと豪快さが混在する「悪い成分」でSexyパートを終えた。続いては林をセンターに迎え、「Wilderness world 」からCoolパートが始まる。「命は美しい」や「ここにいる理由」と、乃木坂46の中でもスマートさやカッコよさに軸足を置いた選曲で、文字通りクールなダンスとボーカルを提示。最後のHotパートでは金川を筆頭としたメンバーが、「太陽ノック」とともに会場を灼熱の夏模様へと一変させる。メンバーも両手にペンライトを持って豪快に踊る「狼に口笛を」で、会場のボルテージが一気に上昇すると、最後は「ジャンピングジョーカーフラッシュ」で爆発的な盛り上がりを見せた。

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