2025.10.10 公開
2026年の不道徳な夏の締め括り!乃木坂46、39thシングルのアンダーライブ終幕!

「39thSG アンダーライブ」鈴木健太(KENTA Inc.)  画像 1/24

その熱気を引き継ぎ、ライブは本編ラストナンバー「不道徳な夏」でクライマックスを迎える。「真夏の全国ツアー2025」を通じて曲中のコールもしっかりと浸透したこの曲での一体感は特別なものがあり、この夏から育ててきた「不道徳な夏」の完成形と呼ぶに相応しい圧巻のパフォーマンスとともにライブ本編は終了した。

観客の「乃木坂46コール」に導かれて再登場したメンバーは、「ロマンスのスタート」からアンコールをスタートとさせる。この曲では一部メンバーがスタンド席通路に登場するサプライズも用意され、客席を大いに沸かせることに。さらに、「車道側」や「左胸の勇気」が立て続けに繰り出されると、オーディエンスのコールを通じて会場の一体感は再び高まっていった。

最後の曲に入る前、座長の金川は今の心境を素直に吐露する。彼女は「乃木坂46はどうしても選抜とアンダーに分かれてしまいます。どんなに悔しくても、笑顔でステージに立たなくてはいけません。いろいろ乗り越えて、私たちはステージに立っています。ここにいるみんなは本当に強いんです。そして、どの場所にいても見つけてくださる皆さん、変わらず応援してくださる皆さん、陰で応援してくださる皆さん。皆さんが応援してくださるから、私たちはここまで頑張れました」と口にし、そのまま「頑張って努力しても、報われない努力もあるかもしれません。でも、努力している過程が大事なんです。その過程を一番見れるのがこのアンダーライブです。アンダーライブを見届けてくれてありがとうございます」と感謝を伝える。

さらに、「どんなことがあっても、私たちは乃木坂46でいることを忘れず、これからも歴史を作っていきます。なので、そんな私たちに期待て、ついてきてください。よろしくお願いします!」と力強く宣言すると、「次の曲は私たちの想いを曲に乗せて歌います」と告げてラストナンバー「錆びたコンパス」を力強く歌唱。観客のシンガロングとともに最高の空気を作り上げ、3日間にわたる「39thSG アンダーライブ」は終了した。

メンバーがステージを去ったあとも、客席の「乃木坂46コール」はより一層大きくなっていく。すると、予定外のダブルアンコールとして「不道徳な夏」を再びプレゼント。最後はメンバーがマイクなしで「サンキュー!」と叫び、これに観客も「サンキュー!」と応える形で、「39thSG アンダーライブ」千秋楽はフィナーレを迎えた。

金川は「錆びたコンパス」を歌い終えたあと、「夏のツアーからこのアンダーライブまで、この12人だから最後まで走り抜けることができたと思います。そしてこのアンダーライブで座長を務めて、私はとても幸せです。乃木坂46ってやっぱり素敵な場所ですね。これからも私たちが守り続けます!」と笑顔で述べたが、この夏を通じて39thSGアンダーメンバーはもちろん、6期生を含む今の乃木坂46はさらに強さを増したことは間違いない。この経験を経て、彼女たちは年末に向けてさらに突き進んでいく。

(文/西廣智一)

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