クリエイターユニット・HoneyWorksがサウンドプロデュースを務める、アイドルグループ・可憐なアイボリーが、10月5日(日)に東京・Spotify O-WESTでデビュー4周年を記念したワンマンライブ「可憐なアイボリー 4th Anniversary Live ~Prologue in Wonderland~」を開催。
【写真】「可憐なアイボリー 4th Anniversary Live ~Prologue in Wonderland~」を開催した可憐なアイボリー(13枚)
結成から4周年を迎えた可憐なアイボリーの集大成のようなセットリストに演技を融合した、新たな挑戦の詰まったライブの模様をオフィシャルレポートとしてお届けする。
この日はソールドアウト公演ということもあり、会場のSpotify O-WESTも開演前からファンの熱気で溢れ、熱い夜になることを予感させる空気が漂っていた。12色のペンライトで染まる場内にライブの始まりを告げるovertureが流れ出すと、会場から一斉にクラップが沸き起こり、メンバーがステージに登場。はじめにストーリー仕立ての演出が繰り広げられた。
物語の舞台は、森の中にある愛の国。この国には愛に悩んだ人間が迷い込んでくるのだという。ミュージカルの始まりのように、愛の国の住人であるメンバーが一言ずつ発したところで、そんな愛の国の森へと迷い込んできた1人の少女・橘美空がステージへ。愛すること、愛されることを忘れてしまった橘のもとに11人の住人が近寄ると、こう告げるのだった。「愛の国に入るための大事な言葉を思い出して。好きという言葉を」と。
すると、「皆さん、ようこそ愛の国へ。今日は一生忘れられない素敵な時間を過ごしていきましょう!」というリーダー永尾梨央の煽りから、「君は必ず好きになる」でライブが幕を開けた。サビのはい!はい!はい!やダメ!ゼッタイ!といったかけ声やコール、最後の歌詞「言うよ…大好き」を受けてのおれもー!おれもー!というファンのお決まりの叫びで早くも一体感が生まれると、ステージ後方のビジョンにはPOPな映像が映し出され、「かわいい顔の⼩悪魔です」へと続いていく。「最高のアイドル 最高にアイドル!」という最後の歌詞が響き渡ったところで「可愛い理由」へ。ラスサビではシャボン玉の演出が加わり、多幸感を生み出すと、⾼澤百合愛の「思い出してきましたか?大切な気持ちを。カレアイからの恋の合図を見逃さないでね」という煽りから、メジャー1stシングルより「恋のガイドブック」を披露。終盤の「好き」というセリフ、そしてサビの転調で曲の世界観へ一気に引き込んでいく。最初のブロックでは、好きという気持ちを思い出させてくれるような楽曲を4曲ノンストップで披露し、再び愛の国のストーリーへ。
