指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ、≠ME(ノットイコールミー)。
このたび≠ME 全国ツアー2025「We want to find カフェ樂園」追加公演がLaLa arena TOKYO-BAYにて9月20日、21日の2日間にわたり開催された。
【写真】全国ツアー2025「We want to find カフェ樂園」追加公演がLaLa arena TOKYO-BAYにて9月20日、21日の2日間にわたり開催された≠ME(6枚)
【以下オフィシャルレポート】
指原莉乃がプロデュースを手がけるアイドルグループ≠ME(ノットイコールミー)。
6月よりぴあアリーナMMを皮切りに開幕した≠ME 全国ツアー2025「We want to find カフェ樂園」は7月21日(月・祝)国立代々木競技場 第一体育館でファイナルを迎えるも、その航海は終わることなく9月20日、21日にLaLa arena TOKYO-BAYでの2daysに及ぶ追加公演が開催された。
今回のツアーは、海を舞台にした大冒険がコンセプト。カフェ樂園と呼ばれる人類最後の桃源郷を目指し、ステージ上に設置された巨大な船がムービングステージとして実際にアリーナを縦断するという、スケール感あふれるコンセプチュアルなライブ演出が大きな見どころであった。ファイナルから2か月、再び船が冒険の旅に出航するということで、夏を駆け抜けた≠MEが再びどんなステージを見せてくれるのか、多くの観客が心待ちにしていた。
幕開けを飾ったのは本ツアーの1曲目としてお馴染みの『神様の言うとーり!』。冨田菜々風の「始まりました!全国ツアー2025追加公演!みんなで楽しんでいきましょう!」と煽りで公演の開幕を鮮やかに告げる。
続く『最強のラブソング』『夏が来たから』『君はこの夏、恋をする』とフロアを熱く盛り上げる楽曲が連続で披露され、会場の熱は序盤から急上昇。そこから一転、『P.I.C.』ではまるでSF映画の一場面のように一瞬で闇に包まれた幻想的な空間が広がる―まさにこのツアーの定番演出が展開され、一気に今夏の航海の記憶がよみがえった。
ところが、ここからは追加公演ならではのサプライズが。ステージに姿を見せたのは蟹沢萌子・櫻井もも・冨田菜々風の3人。本ツアーでは未披露だった蟹沢・櫻井・冨田3人ユニット曲『薄明光線』で妖艶に、次いで『ワタシアクセント』で会場をダンスフロアに、『#おふしょるにっと』ではあまあまの可愛さを、『月下美人』では川中子奈月心と先日フジテレビ「千鳥の鬼レンチャン」での人気企画「サビだけカラオケ」で鬼レンチャンを達成した櫻井ももによる美しいハモリを響かせるなど、意外性あふれるセットリストに会場の熱気はコンサート中盤にもかかわらず早くもピークに達した。表現力が試される振り幅の広い楽曲たちをしっかりと歌い上げ、改めて彼女たちの確かな成長と実力を再確認するパフォーマンスであった。
10th 両A面『モブノデレラ/神様の言うとーり!』を引っ提げて駆け抜けた本ツアー。追加公演でも『モブノデレラ』が一段と存在感を放つ。ミュージックビデオは公開からわずか1か月で1,000万再生を突破。スポットライトの届かない“モブ”の心情に寄り添ったリアルで切ない世界観と、圧巻のダンスパフォーマンスが多くの人々の心を動かしてきた。≠MEの新たな境地を切り開いたこの1曲は、ステージ上でもしっかりとその魅力を発揮した。
12月10日(水)には11thシングルのリリースも決定し、『モブノデレラ』に続く新たな≠MEの姿に期待が高まるばかりである。
