本編最後のMCパートではHNANAがファンに向けての手紙を読み上げた。
「SCOPISTへ 最高のSCOPISTのみなさん、本日はWHITE SCORPION 3rd ワンマンライブ「連撃」にお越しいただきありがとうございます。今日この日、このステージに立てていることを、心から感謝しています。本当にありがとうございます。初撃、追撃、今回の連撃と3度めのワンマンライブを迎える事ができました。初撃、追撃に比べて、今日の私達はみなさんの目にどう映っていたでしょうか。去年よりももっともっと進化したWHITE SCORPIONをSCOPISTのみなさんに届けられたでしょうか。この3rdワンマンライブの開催を知らされた5月6日、あの日は私達にとってWHITE SCORPIONの未来をつなぐ運命的な一日となりました。リリースイベントで、来場者1000人という大きな目標を掲げて、二度目の挑戦でついに達成できたのは、SCOPISTのみなさんがSNSで拡散してくださったり、友人や知人に呼びかけてくださったり、力を貸してくれたからです。私達はたくさんチャレンジをしてきました。決心を抱えて、悩んで、挫折しそうになる度に私達の心を強くしてくれたのは、SCOPISTのみなさんの応援の言葉でした。ライブでの歓声や応援のメッセージ、そしてなによりもみなさんが見せてくれる最高の笑顔。そのひとつひとつが私達の心に深く響いてまた前に進む勇気をくれました。正直思い通りに行かないことばかりで、泣きそうになって、何度も諦めそうになりました。どうしたらもっとたくさんの人にWHITE SCORPIONを知ってもらえるか。毎日毎日悩んで、いまもまだ答えが見つからないままでいます。でも、私達が絶対に忘れたくない想いがあります。それは、ライブで、パフォーマンスで、みなさんの心を撃ちたいということ。ただ歌って踊っているだけでは無くて、私達が持っているこの全ての情熱をみなさんのために届けたいです。みなさんがいるから私達はここに立っています。みなさんの応援があるから前を向いて歩き続けられています。いつも側にいて支えてくれるみなさんがいて、私はこんなにもあたたかい人たちに囲まれていて、本当に幸せ者だと日々感じています。みなさんが見せてくれる笑顔を、ずっと近くで一番で見ていたいです。そのあたたかさが決して失われることが無いように、むしろ、炎のように熱く、みなさんの心を幸せで満たせるようにもっともっと頑張ります。SCOPISTのみなさんと、この11人のメンバーとそして支えてくださるスタッフのみなさんと出会えたこと心から感謝しています。私達を見つけてくれて、全力で応援してくれてありがとう。大好きです。これからもよろしくお願いします。」と涙を浮かべながら感謝と決意を伝えた。
本編は続くミディアムバラード「心が目を閉じる」で締めくくった。
アンコールでは新衣装のお披露目もかねてアルバム収録曲3曲が初パフォーマンスされたが、アルバムへの期待が高まる見応えのあるパフォーマンスとなった。
「愁情」についてACEは「儚くもあり切なくもあり、ちょっと大人な失恋ソングなんですけど、みなさんの心にずっと寄り添って愛される楽曲になっていったらいいなと思います!」
「希望には羽がついてる」についてNATSUが「落ち込んでる時に聴くと羽を授かるような曲になっています。この曲を聴いて、色んな人に「自分はやっていけるんだ」と思ってもらいたいです。大切にこれからも披露して行きたいです。」
「Corner of my heart」についてCHOCOが「今までのWHITE SCORPIONのかっこよさがギュッとつまった曲になっていますし、振り付けは今回もINFINITYさんが考えてくださったのですが、なんと私達のYouTube動画「WHITE SCORPION~The Real~」を全部見て、同じ気持ちになって振り付けてくださったということで、いろんな方の想いがとっても詰まっている楽曲なので、隅々まで見尽くしていただきたいなと思います。」
とそれぞれ曲を解説しアルバムをアピールした。
アンコールラストは「Beach opening」を再びダンサー16名を呼び込みパフォーマンスし大歓声の中、ライブは幕を閉じた。
ライブ内では2周年記念ワンマンライブ 12月13日(土)に品川ステラボールにて開催されること、初主演のショートドラマの制作が決定したこと、初となる海外公演が香港にて決定したことが発表された。
全体を通してダンスをフィチャーした演出も多く取り入れられていたが、個々のスキルもさることながら、グループとしてのパフォーマンスのスキルアップが垣間見えたライブであり、進化したWHITE SCORPIONを実感できた充実した時間となった。
