2025.07.17 公開
ハロー!プロジェクトに所属する8人組アイドル「OCHA NORMA」(オチャ ノーマ)が、7月15日にメジャーデビュー3周年記念イベント「OCHA NORMA メジャーデビュー3周年記念イベント~チャンスメイク~」を東京・一ツ橋ホールで行った(メジャーデビューは2022年7月13日/結成は2021年12月12日)。イベントは全2公演を実施。1回目の公演では、グループ初となる単独での日本武道館公演を10月15日に実施されることがサプライズで発表され、涙をみせるメンバーの姿も見られた。
それぞれのメンバーカラーで彩られた、3周年をお祝いする衣装で登場したメンバー(イベント進行は上々軍団・鈴木啓太)。前半はトークやゲームが展開され、メンバーから笑顔がこぼれるなど、3周年をお祝いするのにふさわしい和気あいあいとした空気感でイベントは進行してく。
後半戦はライブコーナーへ。ライブは『恋のクラウチングスタート』でスタートし、『ウチらの地元は地球じゃん!』『オチャノマ マホロバ イコイノバ ~昭和も令和もワッチャワチャ~』『ちはやぶる』『Good Luckの胸騒ぎ』と、メジャーデビューからの3年間振り返るようなセットリストで展開される。
さらに、8月27日(水)に発売される通算5枚目となる最新シングル『学校では教えてくれないこと』を披露。同曲は毎週土曜朝7時テレビ東京「イニミニマニモ」内にて放送中のTVアニメ「学校では教えてくれない大切なこと」の主題歌としても注目されている一曲。メンバーのエネルギッシュな歌声と作品をテーマにした歌詞が話題で、フル&アニメサイズver.が各種ストリーミングで配信中となっている。
パフォーマンス後、スクリーンには「OCHA NORMA」のメジャーデビューである7月13日に公開されたばかりの新曲『女の愛想は武器じゃない』のミュージックビデオが流される(前出の『学校では教えてくれないこと』と両A面シングル)。会場からは大きな歓声が上がり、映像終了後には同曲の衣装を身にまとったメンバーがステージに登壇。ライブコーナーのラストは、ファン前で『女の愛想は武器じゃない』を初披露する。
筒井澪心の力強い歌い出しで始まる『女の愛想は武器じゃない』。女性の内心をさらけ出したような歌詞の世界観に黒い衣装が相まって、いつもよりも大人っぽい表情を魅せるメンバー。メジャーデビューから3年間で培ってきた歌唱力と表現力をいかんなく発揮し、会場に訪れたファンを魅了していく。
同曲のミュージックビデオは2日前に公開されたばかりだが、YouTubeのコメント欄やXなどのSNSには、ファンからの多くのコメントが寄せられるなど早くも話題に。メンバーも自身のブログで「この衣装が本当にだいすき、いつもの50億倍増で綺麗になれる..................(はやくみんなに直接みてほしいもっと魅力伝わるはず)※原文ママ」(北原もも)、「(メジャーデビュー当時の)3年前の私たちでは出せなかった色、表現、強さが詰まった曲になってると思います!※原文ママ」(米村姫良々)とコメントするなど、同曲にかける強い想いを口にしている。
MCブロックでは3周年を迎えた率直な思いをメンバーがコメント。「あっという間だけど充実した3年間でした。4年目はこれまで培ってきたものだけでなく、もっといろんなものを吸収して皆さんにお届けしたい」(米村)、「5thシングルも発売されますし、OCHA NORMAの勢いは増していくばかりです!」(西﨑美空)と、さらなる飛躍を誓っていた、ライブ終了後、リーダーの斉藤円香は「最後に新曲を披露できてうれしい。私たちにとっても大事な曲になっていますので、皆さんにたくさん届けられたらいいなと思っています。4年目もよろしくお願いします!」と挨拶。イベントは終了の流れになったが、再び登場した鈴木の「3周年を記念して、皆さんにサンクスメッセージが届いております!」というコメントとともに、スクリーンにグループの3年間を振り返る映像が流れ出す。
VTRの最後に10月15日日本武道館公演決定という文字がスクリーンに映し出されると、メンバーと会場に訪れたファンは大絶叫。メンバーは涙を流し、全員で円陣を組み喜びを分かち合う感動的なシーンに。そして、ファンからの大きな拍手が送られるなか、メンバーが今の率直な思いを語り出す。
リーダーの斉藤は「現実を受け止めきれない」と前置きしつつも「うれしいです!」と大絶叫。対照的にサブリーダーの広本瑠璃は、「うれしい」と涙を流しながら言葉を絞り出す。続く米村は「日本武道館という大きな夢を叶えさせていただき、すごくうれしい。たくさんの人に来ていただいて、いいライブを届けるのが次の目標」と、早くも先を見据える。
「この8人で武道館に行けることがすごく嬉しい」(窪田七海)、「いつか単独で日本武道館に立ちたいと思っていた。大きな壁もあったけど、決まったからには頑張りたい」(中山夏月姫)、「現実を受け入れられない。本当に真っ白。頑張っ
てきて良かった」(西﨑)とコメントが続く。
北原は武道館にいつ立てるのだろうかと不安を募らせていたと話し、「武道館は簡単に立てる場所じゃない。こうやって皆さんが応援してくださるから公演が決まりました」とファンへの感謝を口にする。
最後の筒井は10月15日という公演日にいい意味があると発言。10月15日は語呂合わせでてっぺん(10)へ行こう(15)になるとコメントし、「10月15日はOCHA NORMAはテッペンを取れるぞっていうライブを見せられるように頑張りたい!」と力強く宣言していた。
2019年7月にデビューに向け、ハロプロ研修生4人が選抜されたユニットからスタートしたOCHA NORMA。3年の活動を経て2022年7月メジャーデビューを果たし、そこから全国47都道府県のライブハウスを巡る全65会場128公演にも及ぶツアーで実力と人気を着実に上げていき、再び3年後につかんだ日本武道館公演という夢への切符。
日本武道館公演にさきがけ、7月26日にはグループ初となる海外(香港)での
ライブも控えている。3周年を機に、さらなる飛躍が期待される「OCHANORMA」。さらなる大きな夢に向かって、メンバー8人が再びクラウチングスタートを決めて、勢いよく走り出した。
イベント終了後、斉藤、米村、北原、筒井の4人がコメントを寄せてくれた。
―日本武道館公演の発表を受けた、今の思いを教えてください。斉藤「最初は、3年間を振り返る映像だと思っていました。いろいろな変化のなかで頑張ってきたなって見ていたら、日本武道館公演のお知らせが来たのでびっくりしました!日本武道館では今の8人のOCHA NORMAを、ファンの皆さんに届けられるように頑張っていきたいです。私たちは全員、個性が強い。みんなが誰にも負けない気持ちでパフォーマンスをしているので、8人の気合いを見てほしいですね」
米村「日本武道館に立てる日はいつなんだろう……って、夢を見ていたときもありました。でも、遠い未来のことなんだろうなって。だからこそ本当に夢みたいですし、絶対成功させたいと強く思いました。日本武道館公演まで3ヶ月しかないんですが、もっとレベルアップして必ずいい公演をお届けします!」
北原「日本武道館の映像を見た瞬間、涙が出てきました。何度かオープニングアクトで立たせていただいたことはあったんですけど、私たちにとっては憧れの場所。オープニングアクトでのパフォーマンスするときは会場の照明が明るい状態なので、早く暗くなった武道館のステージに立ちたい。ファンの皆さんのペンライトがキラキラ輝いているのを見たいです!」
筒井「本当に信じられない。でも、この経験を自分のものにして、次につなげていきたいですし。10月15日はてっぺんへ行こうということで、OCHA NORMAのさらなる高みへの第一章。OCHA NORMAの記念すべき日になると思います!」
―最後にファンの方へメッセージをお願いします。
斉藤「メンバーみんなに夢を語ったことがあるんです。みんなでもっと頑張りたい。もっと大きなステージ立ちたいって。今は夢が少しずつ叶っているなって実感していますが、ゴールじゃなくて、ここからがすごい大事。5th シングルも発売されますし、もっともっとOCHA NORMAを知ってもらえるように成長していきたいです!」

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