そしてお仕事で関わって下さったスタッフの皆様。未熟なところばかりでしたが、力いっぱいで頑張る姿を何度も何度も認めてくださり常に愛を持って接してくださっていました。その愛に全力でお応えできていましたか?日向坂46を見つけてくださり、そして育ててくださり、ありがとうございました。
そして、身近なサポートをしてくださるマネージャーさん、スタッフの皆様。今日こういった特殊な形ではありながらもどうか少しでもいいものを作ろうと皆様の愛を今日この日までたくさん受け取らせていただきました。皆様と作る日向坂が楽しくて、学ぶことばっかりでした。今ここにはいないマネージャーさん、そして空から見守ってくれているスタッフさん、皆さんの愛から生まれるサポートで日向坂46は今日も輝くことができています。本当にありがとうございました。
そして、ファンの皆さん。今日ここに至るまでに色んな気持ちにさせてしまったと思います。私の人生は私だけものではなく、たくさんの人の人生を背負っていたんだなと、改めて気づかされました。卒業発表をしてから一ヵ月、皆様がこんなに私を想ってくれていたこと、知らないことばっかりでした。嬉しくて、でもちょっと切なくて、失ってから気付くんじゃ遅いんだと思います。だから、思っているうちに今その思いを大好きな人に大切な人に隣にいる人に伝えてあげてください。私もその声で勇気や希望を何度もいただきました。一緒に笑って泣いてくれて、富田鈴花というアイドルの人生を共に歩んでくださり、本当にありがとうございました。」
富田が語り終えたところで、二期生~五期生までのメンバーたちがそれぞれ花を持ってステージに出てくる。そして、全メンバーから富田への感謝の思いが伝えられた。それを受けた富田は、メンバーの方を向いて「卒業することって、迷うし決断のいることだけどこういう瞬間が私にもあってよかったなって思うし、みんながこんなに想ってくれているんだなと思うと、もうこの先何十年もこの日のことで生きていけます、この日のことで白米を食べるぞー!」と改めてメッセージを送り、メンバーを笑いに誘った。
セレモニーの最後には全員で「君に話しておきたいこと」を歌唱。キャプテン髙橋未来虹の「鈴花さんは日向坂になって幸せでしたか?」という問いかけに対し、涙で言葉を詰まらせながら「幸せ以外の何物でもありません!」とセレモニーを締めくくった。
日向坂46は一期生が全員卒業し、二期生~五期生の新体制となって14thシングル『Love yourself!』をリリース、東京・国立代々木競技場第一体育館での日向坂46 BRAND NEW LIVE 2025 「OVER THE RAINBOW」も大盛況に終わり、新生・日向坂46の新たな門出を踏み出した。9月からは6都市13公演をまわる全国ツアー2025に開催も決定しており、グループの歴史や縁を引き継ぎつつ、今後もより成長していく姿を見せてくれるだろう。