ここで、藤嶌の「全員叫べー!」という絶叫とともに、四期生曲「見たことない魔物」。今やライブでもっとも盛り上がる曲のひとつに成長した「魔物」で、観客の大コールを引き出した。そのままの勢いで、同期の正源司陽子が初センターを務めた11thシングル表題曲「君はハニーデュー」を披露。終盤では五期生も参加し、弾けるようなダンスを披露した。
日向坂46 BRAND NEW LIVE 2025 「OVER THE RAINBOW」(C)上山陽介 画像 11/13
そして小坂菜緒センターの13thシングル表題曲「卒業写真だけが知っている」、さらに今回のライブで初披露となった14thシングル表題曲「Love yourself!」を続けて披露。久しぶりに二〜四期生の全員選抜で歌うことになった「Love yourself!」は、新生・日向坂46の始まりを告げる楽曲で、グループ一丸となって会場を多幸感いっぱいにした。
ここで本編は終了。アンコールは、松田の「ラストスパート、全員声出していくぞー!」というあおりとともにスタート。メンバーたちがメインステージ、花道、センターステージいっぱいに広がり、テンション高く「愛はこっちのものだ」を歌う。大サビ前には、卒業した初代キャプテン・佐々木久美を彷彿させるような「全員騒げー!」という髙橋の絶叫と同時に、紙吹雪が発射されて会場を揺らした。
MCでは、二期生の小坂が、先輩としても新曲のセンターとしてもこのライブを引っ張っていかないといけないと感じていたところ、同期や後輩たちのたくましさに触れたおかげで、「自分の中ですごく大事なライブになった」と語った。また、卒業を控えた富田は、今回のライブでたくさんの新しいことに挑戦してきたメンバーに元気をもらったと言い、今後も「チャレンジをたくさんしていけるような、そしてチャレンジさせたいって思ってもらえるようなグループであるように願ってます。みなさん、日向坂、よろしくね! イエーイ!」とメッセージを伝えた。
日向坂46 BRAND NEW LIVE 2025 「OVER THE RAINBOW」(C)上山陽介 画像 12/13
