11月11日、テレビ朝日系全国ネットにて放映中のオーディション番組『ラストアイドル』(毎週土曜日深夜24時5分、一部地域除く)に、ローラースケート女性アイドルグループ“Spindle(スピンドル)”の若きエース 籾山(もみやま)ひめり(13歳/中学2年生)が挑戦した。
『ラストアイドル』は、約5000人からオーディションで選ばれた“暫定メンバー”の7人が、毎週番組に登場する挑戦者と1対1のパフォーマンスバトルを行い、挑戦者が勝利すれば即メンバー入れ替えとなる。デビュー直前まで戦いを繰り広げ、最終的に勝ち残った7人のメンバーが秋元康氏プロデュースで楽曲「バンドワゴン」でデビューを果たす。なお挑戦者はプロアマを問わず、さらに現在、アイドルやアイドルグループのメンバーとして活動していても兼任が認められ、バトルに挑むことができる。
画像はSpindle(スピンドル)公式ブログより 画像 2/4 籾山ひめりが対戦指名した『ラストアイドル』暫定メンバーは、立ち位置2番の吉崎綾。地元福岡では大変有名で、セクシーな装いで登場する引っ越しセンターのCM出演や「ヤングジャンプ」の表紙を飾るなど、『ラストアイドル』暫定メンバーの中でも最強との呼び名が高い。籾山ひめりは、「いつも吉崎さんが輝いていたので、そんな吉崎さんに勝てれば自分も輝ける存在になれると思ったので挑戦しました」と対戦理由を語る。
そして13歳 VS 21歳、8歳年の差対決が始まった。先攻は籾山ひめり。曲は、AKB48の「ギンガムチェック」で、ローラースケートを履いてのダンスパフォーマンスを披露した。満面の笑顔と元気さが溢れ出すフレッシュなダンスで観客たちを魅了し、最後は、ローラースケートスピンを見事に決めた。
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迎え撃つ後攻の吉崎綾は、同じアイドル曲で撃ち合いをすると思いきや、 Charaの「やさしい気持ち」を選曲。素晴らしい歌唱力でしっとり歌い上げ、大人の女性の魅力で勝負した。 審査は4人の審査員から選ばれたひとりが独断でジャッジを下す。ジャッジ担当となったピエール中野氏が選らんだのは、暫定メンバーの吉崎綾。籾山ひめりは惜しくも敗退したが、いくつものインパクトある爪痕を残した。 まずは挑戦した相手。通常だと同世代の暫定メンバーを選びそうなものだが、選んだのは前出通り、最強の経歴を持つ吉崎綾。籾山ひめりが対戦相手を指名した瞬間、ピエール中野氏が「うそっ、マジかよ…」と驚愕させ、同じ審査員の蜷川実花女史は「意外だというか、そこ(21歳)にいく13歳! 年齢差があるのが面白い。まだ失うモノがないから持っているパワーや勢いがどう出てくるか楽しみ」とこの対戦に興味を持たせた。
つぎはローラースケートを履いてのパフォーマンス。登場時には、観客と共にMCを務める伊集院光氏も思わず声を出し、「こういうことか。はじめてのパターン」と感嘆させた。「ギンガムチェック」楽曲本来の振り付けがあったため、ローラスケートの技をもっと見たかった感想はあるが、最後のローラースピンには観客から歓声も巻き起こった。 ハスキーボイスの13歳のローラー少女、籾山ひめりは、インパクトある爪痕を残したといえよう。それを証明するかのように、籾山ひめりのツイッターには激励のコメントが殺到しているようだ。