2025.03.31 公開
<ライブレポート>熱く揺らせ、いつだって青い春。が示した未来へ向けた星の羅針盤を!!

いつだって青い春。1stワンマンライブ『青春の1ページ』(※提供画像)  画像 1/9


「一緒に青春してくれますか」の言葉を合図に飛び出したのが、『青春Upper!』。カラフルに弾けたダンスポップチューンに乗せ、6人が思いきり愛らしさを振りまきながらステージの上でぴょんぴょん飛び跳ねだす。彼女たち自身が、青春を描くことを思いきり楽しんでいる。この曲では、歌詞に合わせて演技風のパフォーマンスも披露。最初からテンションの高い歌声で、彼女たちはHAPPYな空間を作りあげていた。その姿に触発され、フロア中から熱情した声がずーっと飛び交い続ける。熱いコールを受けながら、軽やかに歌い踊る6人の姿が、とてもキュートだ。一人一人の歌声が力強いのは、彼女たちが歌の世界へ気持ちを溶け込ませ、アッパーでアゲアゲなテンションで思いをぶち噛ましていたから?!エンジンをフル回転して弾ける彼女たちの姿に触れ、気持ちがずっと燃え上がっていた。


 荒々しいギターの音が炸裂。彼女たちは勢いよく駆けるロックンロールな音の刺激を背に、少し強気な声を魅力に『君ルセット』を凛々しく歌っていた。メンバーらが力強い歌声を高らかに響かせるたび、気持ちが熱く高ぶる。この曲で6人は、終始凛々しくパワフルな姿で、観客たちへせまっていた。愛らしいチャーミングな姿も素敵だが、凛々しい姿で熱いメッセージを伝える姿にも、気持ちが嬉しく奮い立つ。
 止まることなく、ダンサブルなリズムに乗せて『エバーラスティングブルースカイ』へ。力強く躍動するダンスビートに乗せて、彼女たちは軽やかに歌い踊っていた。6人は、もどかしい胸の内を零しながらも、この6人で明日へ向かって一歩一歩と歩む強い意志を、眩しい歌声に乗せて伝えていた。とても美しくも雄大な景色が見えてくる楽曲だ。青い青い空のカンバスに、6つの歌声の絵筆が強い意志を綴っていた。その言葉の一つ一つが、真っ青な空に、消えない強い意志や宣言として刻まれてゆくのを感じていた。一つ一つの言葉たちよ、もっともっと青い空の彼方まで響き渡れ。

<ライブレポート>熱く揺らせ、いつだって青い春。が示した未来へ向けた星の羅針盤を!!いつだって青い春。1stワンマンライブ『青春の1ページ』(※提供画像)  画像 6/9 <ライブレポート>熱く揺らせ、いつだって青い春。が示した未来へ向けた星の羅針盤を!!いつだって青い春。1stワンマンライブ『青春の1ページ』(※提供画像)  画像 7/9
 映し出された映像。そこには、7月22日にメジャーリリースすることが記されていた。その嬉しい報せに、いつだって青い春。の新しい未来へ繋がる物語の新しい"章"が、ここから始まることを感じていた。


新SEに乗せて、新衣裳に着替えたメンバーたちがステージへ。新章となる最初の1ページを開くように届けたのが、新曲の『青に染まる僕ら』。キラキラ煌めいた輝きを振りまくように楽曲が走り出すのを合図に、メンバーたちが眩しい青春の景色を彩るヒロインたちになり、目の前にドキドキする青い青い青春の物語を描き始めた。とてもエモくて眩い楽曲だ。大切な仲間たちと交わした約束を明日へと繋げるように。ここからまた新しい世界へ駆けだそうと、6人は腕をブンブン振り回し、ときに6人で手を繋いでラインダンスをしながらなど、一体感を持った楽しくもかわいいパフォーマンスを示しながら駆け続けていた。「物語は始まったばかり」の一節ではないが、いつだって青い春。が、ここからどんな新しい章となる物語を綴るのか、期待に胸をドキワクしたくなる楽曲であり、彼女たちの歌声やパフォーマンスだった。


歌唱後のMCでは、「がむしゃらに走る、いつだって青い春。にピッタリな楽曲」と『青に染まる僕ら』について語っていた。ここでは、新衣裳もしっかりとアピール。「1年生から2年生になった」の言葉にはニヤッとした。さちに、メジャーリリースが決まったことへの感謝の想いも、桃乃りさが述べていた。


 ライブも終盤へ。「最後まで私たちと一緒に全力で青春していきましょう」の掛け声を合図に『星の羅針盤』が飛び出した。とたんにフロア中から上がった、熱情した熱い声・声・声。6人は、胸の内に抱いた強い意志と想いを、この場を埋めた一人一人の胸へ届けるように力強く歌っていた。彼女たちが叶えたい願い事とは何だろう。メンバーたちは、心の中に置いた羅針盤が示す輝く未来への道筋を信じ、「もっともっともっともっと」と想いを膨らませ、掲げた手を高く伸ばし、指し示す光をつかもうと歌っていた。ここへ至るまでの道筋は、けっして平坦ではなかったことを彼女たちは知っている。それは、ここへ集まったファンたちも同じ。だからこそ、互いに「もっともっともっともっと」と声を上げながら、星の羅針盤が指し示す未来を一緒に求めあっていた。「揺らせ 星の羅針盤」と力強く歌う彼女たちの歌声に向け、フロア中から飛び交う熱い熱い声と、揺れる無数の拳と色とりどりのペンライトの輝き。その様が、たくさんの星のようにも見えていた。その星たちと一緒に星の羅針盤が指し示す未来へ向かって、一緒に駆け続けたい。


ライブも最後の曲に。デビューから1年6ヶ月、大好きな仲間たちを描き続けてきた日々の中で感じ、抱いた想いをすべてぶつけるように、6人は『息をする鼓動』を、みずからの身体を奮い立てて歌っていた。なんて力強い歌声と言葉たちだろう。彼女たちが歌声を通して突きつけた言葉の力が、次々と胸に突き刺さる。心地好く張りつめた空気も身に覚えながら。彼女たちが魂を振り絞るように歌い、届ける声を、満員の観客たちが全身でしっかりと受け止めていた。気持ちを前のめりに。挑戦的な姿勢を持って凛々しく歌う姿は、いつだって青い春。の未来を切り開いてきた。それは、これからも変わることはない。そんな想いに染め上げてくれたのも嬉しかった。

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