キミのありふれた日常に、青春を、今。をコンセプトとし、今、勢いが高まっている注目のアイドルグループ「フューチャーサイダー」から1/21に初期メンバーとして活躍を続けていた本多あおいがグループを卒業。同日Veats Shibuyaで行われた卒業公演は盛り上がりあり、感動もあり、とても温かで心に刺さるようなステージを展開した。特別演出もあったアンコールを含む計14曲を行い、感動の渦で巻き込んだフューチャーサイダー 本多あおいの最後のステージをレポートで振り返っていこう。そして、1/28に発表された新メンバーの水瀬そらのニュースもお届け。
本多あおいの卒業ライブはフューチャーサイダーらしさを全面に感じさせるものだった。フューチャーサイダーはグループ発足当時から楽曲やステージ演出、コンテンツ含めて意味やこだわりがあるため、意味を探れば探るほど面白さや感動があり、メンバーもその意味をしっかりと理解しながらパフォーマンスへと昇華し、楽しさや想いという感情を乗せてステージに展開している。彼女たちの姿、コンテンツも含めて、全てが青春を感じさせてくれる。それがフューチャーサイダーの良さである。そんな魅力的なグループから初期からグループを支えた本多あおいが卒業。とても温かく空気感となった。
開演前のステージにはメンバーカラーの青色の照明がステージ上に当たっており、2階部分には横断幕に「共鳴してさぁ 生きていた証、残していこう」と楽曲「存在証明」の歌詞が引用された文字が本多あおいの写真と共に入ったものが飾られていた。
そして開演時間の19:00になるとフューチャーサイダーのLIVE開幕となるSE「Future Express」が流れる。電車のアナウンスが開始されるとともに、オーディエンスはクラップを開始。
とうとう本多あおいの最後だ・・・とその目にこのステージを目に焼き付けないといけないという気持ちが込み上げてきた。強くなる手拍子と名前を呼んでいく声。「クラップいくよ」の掛け声に対して、しっかりと反応するように大きなクラップが会場に鳴り響く。メンバーの名前を一人ひとり呼んでいくと大きな歓声が巻き起こり、空間がどんどんと温かくなる。
