そして、MCとなり、本多あおいは衣装を着替えるために裏へ捌けた。メンバーが本多あおいとのこれまでにあったエピソードを語る。どれも微笑ましいエピソードに皆の心がほかほかとなった。
仲良しコンビの瑞野ひよりからはおっちょこちょいエピソードが多すぎて、普通じゃない出来事が日常茶飯事すぎて覚えていないレベルと話す。あり得ないことがいつも起こりますと笑いながら話した。他のメンバーからは二人はよく分からないポイントで笑い出すといじっていた。瑞野ひよりは同じツボと間髪入れずにツッコミを入れていた。
そして、本多あおいのヒストリームービーが流れた。過去の撮影映像や写真が流れ、本多あおいのメンバー以外が映像でどの時だったか解説をしながら全員で観た。
そのMCを終えたのち、話していた5人のメンバーはステージを捌け、本多あおいが再登場。衣装を着替え、担当カラーの青色の上品なドレスを身に纏っていた。登場にフロアからは思わず「おぉ〜」と声が漏れた。
本多あおいがソロで曲を披露する前に「初期の頃から一番大好きな『青色シルエット』を卒業公演ver.でピアノ演奏していただきました」と伝える。
そして、綺麗なピアノの音色から始まった「青色シルエット」。スポットライトが当たる中、本多あおいが美しい歌声を奏でる。瞬間をとても大事にしようという心意気がとても歌から伝わった。感極まり涙が溢れる。青をテーマにしたこの歌は、本多あおいの担当カラーが青ということもあり、とてもピッタリな選曲で、歌を歌いながらキラキラと美しく輝いていた。<好きだ好きだ 好きだったんだ> <この気持ちは恋だ>という歌詞通り、みんなが本多あおいのことが好きで、恋のような甘い酸っぱい気持ちになりつつ、この空間がエモーショナルな世界観へと変貌していた。最後まで涙交じりに一生懸命歌っていた本多あおいの姿に心打たれた。
そのまま連続で「存在証明」へと進む。全員が集結して、力強く歌い、この楽曲のテーマである存在意義やシャングリラという理想郷の鐘の音を鳴らそうということをパフォーマンスを通して説き続けた。間奏で瀬乃みくから「辛いことも、楽しいことも共に乗り越えてきた825日、いろんな選択肢がある中でフューチャーサイダーでいてくれて、私たちと同じ夢を見てくれて本当にありがとう。これからはあおいの夢をみんなで応援していくよ〜!!」と伝えた。<共鳴して さぁ生きてきた証 永久に 忘れないように 残していこう>と最後の歌詞の通り、この場にいるみんなが共鳴していき、最後の最後までこの6人の存在を証明し続けるくらい、美麗で心に響くパフォーマンスを届けた。
本編は爽やかな楽曲「愛⽇和」を最後にハッピーな雰囲気で終えた。
そして熱いアンコールとしてあおいコールが起こると、アンコールへ突入。すると本多あおいが再登場。








