菅原茉椰 そのときも緊張します。そのときは、「自分が発言をしすぎて、他のメンバーの言うことがなくなったらどうしよう」という心配で(笑)。せっかくの取材ですから、みんなインパクトのある発言を残したほうがいいしゃないですか。だから取材のときは、いつも頭の中でいろんな考えを巡らせています。
『告白心拍数』は、「繰り返される日々の中、徐々に成長してゆく私たちの姿を映し出したMV」です。
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──『告白心拍数』のMVは、一つの部屋を舞台にした物語になっていると聞きました。茉椰さん、このMVの見どころについて教えてください。
菅原茉椰 あっ、逆振りしてきましたね(笑)。簡潔に言葉にするなら、「繰り返される日々の中、徐々に成長してゆく私たちの姿を映し出したMV」です。今回のMVを撮る前に、振り入れのレッスンをしました。今回のダンスは細かいうえにダイナミック。しかも、本番まで2日間しかレッスン期間がなかったから、上手くいかなくて心が折れそうになっているメンバーもいました。でも、本番当日にはみんなしっかり仕上げて来るところが、SKE48のメンバーらしさですよね。まさに「繰り返される日々の中、徐々に成長してゆく私たちの姿を映し出したMV」の通り、本当に一瞬でこんなにもみんな成長していくんだと感じれば、その成長ぶりを投影したMVにもなりました。
── 『告白心拍数』はフォーメーションが次々と変わっていく楽曲。それを短期間で覚えるのはめちゃめちゃ大変ですよね。
末永桜花 振り入れから撮影までの期間がとても短かったし、今回は事前に振りの映像を渡されるのではなく、振り入れの初日が本当に初見になっていたから、選抜メンバーに入ってまだ歴の浅いメンバーたちがとても苦戦していたのは、私たちも側にいながら感じていたことでした。わたし自身も、久しぶりに大変な振り入れをしているなと実感していたし、「これこそが、SKE48のシングル表題曲のMV撮影のための振り入れだな」とも感じていました。たとえレッスンは短期間でも、本番の日までにみんなしっかり覚えれば、撮影中はバキバキに踊っていたように、そこもダンスのSKE48らしさ。それを、このMVでしっかり伝えたいです。
──MVの中では、メンバーがどんどん成長してゆくさまを追いかけているんですよね。
末永桜花 メンバーどうしの団結力が徐々に深まっていくストーリーになっています。同じシーンを繰り返しているように見せて、その中で少しずつ変化してゆくさまが、MVでは見どころになっています。