ももいろクローバーZ<氣志團万博2024>(撮影:木村泰之) 画像 3/13
ももいろクローバーZ<氣志團万博2024>(撮影:木村泰之) 画像 6/13
ももいろクローバーZ<氣志團万博2024>(撮影:木村泰之) 画像 7/13
重厚な音が場内中に響きだす。次に繰り出したのが『MONONOFU NIPPON』。彼女たちが早口で言葉を繰り出し煽るたびに、場内中からも熱い声が飛び交う。曲が進むごとに勇壮になる表情に合わせ、4人も凛々しい表情と歌声を魅力に。でも愛らしさをしっかり組み込みながら、この場を熱情させていた。たとえ客席と距離があろうとも、彼女たちを間近に感じられるのは、互いに放つ熱を通して思いを抱きしめあっていたからだ。さぁ、一緒に「NIPPON! PO PON!PON! PON!PON! PO NIPPON」と叫び続けようか。
イントロが流れたとたん、フロア中から熱い声が飛び交う。4人が振り上げた両手を頭上高くで打ち鳴らし、歌いだしたのが『BLAST!』だ。一人一人で早口で言葉を繰り出す姿に触れ、気持ちが熱く騒ぎだす。華やかに弾けたサビでは、手にしたタオルを振り回す4人と一緒に、場内中の人たちがタオルやペンライト、拳を振り回していた。ときに強気に煽りながら。次々と表情を様変える楽曲に合わせ、4人も歌声や感情を巧みに変えながら、熱狂したい観客たちの気持ちをしっかりと上げていた。何時しか背景には大勢のダンサーたちの姿が。彼女たちが無邪気な笑顔を浮かべて舞台の上でわちゃわちゃとはしゃぐたびに、胸が踊り、心が晴れ上がる。
飛びだしたのが、活動初期からずっとももいろクローバーZのライブにトロピカルな熱狂の夏景色を作りあげてきた『ココ☆ナツ』だ。彼女たちが眩しい笑顔を浮かべて歌いあけるたびに、この場が常夏の宴の場に染め上がる。サビではみんなも「コココ コーコ コッコッコー」と口ずさみながら、この場に生まれた夏気分を、心もトロピカルに染めながら楽しんでいた。
ももいろクローバーZ<氣志團万博2024>(撮影:木村泰之) 画像 8/13
ももいろクローバーZ<氣志團万博2024>(撮影:木村泰之) 画像 9/13
さらに観客たちの騒ぐ気持ちを爆上げするように、ももいろクローバーZは『行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-』を歌唱。 メンバーが歌う姿に向けて、場内中から上がるメンバーコール。 巧みに合いの手を入れながら、誰もがすっかり4人にハートを奪われていた。「MONONOFU」「JUMP」「氣志團」「万博」など、メンバーと観客たちが声と熱狂を交わしながら上がっていく様は、本当に胸アツだ。4人は笑顔と歌声で、大勢の観客たちのハートをしっかりと盗んでいった。
百田夏菜子の吹くリコーダーの演奏に乗せ、メンバーらが氣志團に向けて感謝の気持ちを伝えていた。そのうえで、4人は氣志團のメンバーをステージに迎え入れた。最後に、ももいろクローバーZとハッピを着た氣志團がコラボ‥いや、バトル??する気持ちで歌ったのが、氣志團の『喧嘩上等』。綾小路翔の歌をリードに、背景に大勢のダンサーたちも登場。あえて最後に、尊敬し、敬愛する先輩らと一緒に大トリのステージを彩ろうという4人の気持ちが嬉しい。綾小路翔のそばで寄り添うように踊る4人。そんな彼女たちの気持ちもしっかりと受け止めながら、綾小路翔は「C’mon!!(カモーン)」と熱く歌いあげていた。落ちサビや終盤には、4人も歌に参加。みんなで気持ちを一つにして今宵の宴をしめるくる姿が最高じゃない!!最後にみんなで「Z」コールをして締め括ったのも、嬉しい景色だった。






