最大級に盛り上がり終えると、松村は「ツアーが始まって、観客たちが楽しいというXのポストを見ていて、嬉しいなと思いました。ここでも言い残したことがあります、全国ツアーしましょう!」と、またツアーがしたいと願望を言い放つと拍手が起こった。次の楽曲に入る前に、黒嵜菜々子が観客を煽る。「男の子、女の子、声出せますか!?」と会場を沸かせながら、『ブンブンブブブンサマーチューン』。青春しっとりモードとは一変して、テンポMAXの真夏のアップチューンだ。サビに入るとメンバーと観客たちは、頭上でタオルを“ブンブンブブブン”と振り回していた! 先ほど会場を煽っていた黒嵜菜々子が、冒頭にソロパートを歌唱する『VIVA夏サンシャイン』、「⻘春グラフィティー」といったラブソングも歌い、美しいユニゾンと一糸乱れぬダンスパフォーマンスを披露した。
Peel the Apple(※提供画像) 画像 14/14
9日後にグループ結成4周年を迎える、ぴるあぽたちが続いて披露するのは「バトン」。曲の前に佐野心音が、「今日ツアーに詰めかけたみんなの姿を見て、自信がつきました。もっともっと大きなステージに立てるように頑張るし、ステージに連れて行くように頑張ります!」と語り、今後のグループの活躍を誓った。そのコメントを受けたファンは、感動している表情を見せているのが印象的だった。ぴるあぽたちは、さらに感謝の気持ちを伝えるかのように「さんきゅー︕」の楽曲に乗せて、”ありがとう”のメッセージを送っていた。東名阪ツアー最後の楽曲に選ばれのは、『Va!Vamos!』。まだまだ夢に向かって走るぴるあぽたちを表現したかの様な楽曲で、観客たちの視線がステージに釘付けになるほど、完成度の高いパフォーマンスを披露していた。
舞台を降りたぴるあぽ。まだまだライブを楽しみたい観客たちからは、猛烈なアンコールコールが会場に鳴り響く。歓声に応えるように、舞台上に戻って来たぴるあぽは、アンコールに最新曲の「灼熱Glitter」を再度パフォーマンスをすることを発表する。また“撮影可能曲”という宣言とともに、「推しメンを可愛く撮ってください!」というアピールもしていた。すると観客たちは、スマホを会場に向けて撮影行っており、撮影された動画は、このあとSNS上でアップされていくことだろう。
最新曲をパフォーマンスし終えた浅原凜は、「ステージに立ったら、みんなが楽しそうな表情を見て嬉しかったです。これからも初心を忘れずに、上を目指していきます!」というメッセージともに、本当にツアーを締めくくる楽曲『はじまりのはじまり』を披露し終えると、暖かい拍手音で会場を包んでいた。
