その後アンコールを経て、メンバーは再びステージ上へ。
先日、日本ホッケー協会公認 ホッケー日本代表応援ソングに決定した
『Power Flower ~今こそ一丸となれ~』を披露し、
メンバーがファンへ向けた感謝の気持ちとイベントの感想を述べていく。
豫風は
「私はやっぱり音楽が大好きだし、つばきファクトリーが大大大好きということ
に気付きました!」と語ると、
福田は「バンド演奏だからこそ、つばきファクトリーの楽曲の繊細さ、
表現の難しさに気が付けました」とコメント。
ハモりのパートに苦戦したという八木は、メンバーと居残りで練習したことを告白。
「(練習が)本当に楽しくて、改めてハモることの楽しさに気づけた」と、
3人は今回の公演で自身が『Realize』できたことを口にしていく。
ホッケージャパンリーグ「2024 シーズン ホッケーアンバサダー」や、
山梨県の地域ブランド向上を目指す「やまなし大使」としても活動している河西は
「つばきファクトリーをもっといろんな人に気づいてもらうことが8年目の目標です」ときっぱり。
「気づいてもらうことは、すごく大切。もっといろんな人に知ってもらって、
大きなステージに立って夢を叶えていきたい!」と、さらなる飛躍を誓っていた。
通称リトルキャメリアンの4人(河西・八木・福田・豫風)が思いを語ったあとは、
先輩メンバーがファンへの感謝を述べていく。
「好きでい続けることは簡単なことではないと思う。
でも、皆さんが私たちを好きでいてくださるからこそ、私たちはステージに立てています。
8年目も好きでいていただけるように頑張っていきたい」(秋山)。
メンバーが夢に出てきたという小野田は
「夢にまで見ちゃうくらい、私はつばきが大好き。
もっとたくさんの方に好きになってもらえるように、これからも頑張っていきたい!」と
話し、小野は「記念ライブをバンド形式でできたのは、皆さんが応援してくださったから。
まだまだ進化をしていきたいので、これからも応援をよろしくお願いします」とコメント。
イヤモニをしていてもファンの声が聞こえていたという谷本は
「皆さんと一緒にライブを作れる空間が素敵だなと思いました」と語れば、
新沼は「本当にすごい方たち。そんな方に演奏してもらえたので、一曲一曲噛みしめました」と
バンドメンバーに感謝を述べる。
メンバー一人一人の挨拶に、会場は温かい拍手に包まれていた。
挨拶後は最新アルバムに収録されている『Stay free & Stay tuned』を初披露。
ラストは『最上級 Story』を歌いあげてライブは終了した。
2月21日に3枚目のアルバム『3rd -Moment-』を発売した勢いそのままに、
つばきファクトリーの力強さや可憐さが凝縮されたライブとなった。
昨年はリーダーの山岸理子をはじめ、パフォーマンス面でグループを牽引していた、
浅倉樹々と岸本ゆめのが卒業するなど、グループとしての転換期を迎えたつばきファクトリー。
今年の2月には新メンバーの石井泉羽(いしいみはね)、村田結生(むらたゆう)、
土居楓奏(どいふうか)も加入し、新しいフェーズへと向かっている。
この3人の新メンバーを加えた新体制でのツアー
「つばきファクトリー コンサートツアー2024 春 C'mon Everybody!」が、
5月3日の「ハーモニーホール座間 大ホール」(神奈川)公演を皮切りにスタートする。
卒業を発表しているリーダーの新沼にとっては、ラストの参加ツアーだ。
この春ツアーでも、さまざまな『Realize』があることだろう。
そんなことを期待せずにはいられない魅力と勢い、
そして彼女たちの持つポテンシャルに気づかされた7周年ライブとなった。
外ではツバキ(椿)の花が咲き誇る季節。市川市文化会館では、
それぞれ違う魅力を持った9つのつばきの花が7周年をお祝いするかのように満開となっていた。
