2024.01.29 公開
ストーリー性の強い演出に続き、荘厳なSEに乗せてステージ後方からドラムセットとともに
中西が登場。ステージ両サイドには、同じくドラムセットに座る小川、松尾も姿を現し、
それぞれ特徴の異なるセッティングが施されたドラムセットで派手な演奏が繰り広げられる。
アイドルグループでは例を見ないトリプルドラムによる華麗な競演に観客が熱狂すると、
ほかのメンバーもステージ登場し、3人のパワフルなドラム演奏に合わせて
「Under’s Love」を披露。
迫力のある音圧とパフォーマンスに圧倒されたオーディエンスは、歓喜の声と拍手で彼女たちを称賛した。
乃木坂46としても新境地を見せたブロックを終えたあとのMCでは、
怪盗団が盗んだ宝箱に入っていた『大事なもの』が明かされることに。
初日公演ではオーディション期間中に撮影された吉田のレア写真、
2日目公演は同じく阪口の貴重な写真が入っていてファンを沸かせたが、
最終日に入っていたのは「乃木坂工事中」のハロウィン企画でトライした、
小梅大夫を真似した白塗り&和装姿の佐藤楓の写真。
乃木坂46(※提供画像) 画像 9/13
前2日とは趣向の異なる写真がスクリーンに映し出されると、会場の空気は一気に和んでいった。
和気藹々とした雰囲気のトークを経て、ライブも後半戦へ。中西が圧巻のボーカルで場を沸かせ
る「Actually...」が場の空気を見事に作り上げると、その後は観客のペンライトが会場を真っ赤
に染める佐藤楓センターの「届かなくたって...」、前回のアンダーライブの軸となった松尾セン
ター曲「踏んでしまった」、一期生や二期生のいないアンダーライブにおける『はじまりの一歩』
となった中村センター曲「悪い成分」と、近年のアンダー楽曲が立て続けに披露される。
さらに、人気の高いアンダー楽曲「日常」を小川のセンターでパフォーマンスすると、
会場の熱気も沸点に到達。クライマックスに相応しい盛り上がりを見せた。
最後の曲に移る前に、座長の中西が
「私は乃木坂に加入してから、もうすぐで2年になるんですけど、
やっと少しずつ周りのことも見れる余裕ができてきたなと思います」と現在の心境を口にする。
彼女は
「このライブを作るのにたくさんの方が関わってくださっていて、
その方々みんなの期待に応えるために走り続けた3日間でした」と今回のライブを振り返りつつ、
「その中で、たくさん自分自身と、アンダーライブと、アンダーメンバーと、
乃木坂46と向き合ってきました。みんな優しくてあったかくて、努力家で。
それに加えて、こんなにたくさんの愛を送ってくださる(ファンの)方々がいっぱいいて。
乃木坂46って最強なんですよ。だから、私たちもこのアンダーライブ、史上最強を更新し続けます。
最後の最後まで、見届けてください」と気持ちを込めて宣言。
その思いを形として表すように、34thシングルのアンダー楽曲「思い出が止まらなくなる」を、
笑顔を振りまきながら全力でパフォーマンス。
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