2年間着実にステップアップを続けてきた9人は、もっと高みを目指していく。悔しかったことや、グループの内外にいるライバルの存在。それぞれの率直な本音をつづった映像が流れた後、黒とグレーが基調のクールな衣装に着替えて「拝啓ライバル」が始まる。息の合ったフォーメーションにパワフルな歌とダンスでかっこいいカレアイを見せると、HoneyWorksがプロデュースする2人組男性アイドルユニットLIP×LIPの曲をカバーした「夢ファンファーレ」、さらにHoneyWorks meetsさゆりんご軍団+真夏さんリスペクト軍団from乃木坂46のカバー、直球の青春ソング「大嫌いなはずだった。」を披露していく。
ふたたび流れる映像とナレーションで3年目の目標が語られると、ライトブルー地にレースとイエローをあしらった新衣装を着たメンバーが登場し、新曲「君は必ず好きになる」がスタート。公演タイトルと曲名の通り、9人の魅力をちょっとあざとく詰め込んだ曲でファンを虜にする。「めざましテレビ」でも流れたHoneyWorks feat. Geroの「金曜日のおはよう」を元気にカバー、本編最後には思い入れの深いmonaのカバー曲「ファンサ」のパフォーマンスでステージと客席が一体になって、2年間の思い出を分かち合った。

情感豊かなバラード「アイドルでよかった。」で始まったアンコールでは、大阪公演のチケット完売達成、11月12日の名切みあ誕生祭とイベント開催の告知に続いて、2周年記念のフォトブック出版とグループとして初のユニット結成が決まったことがサプライズで知らされる。ステージ上のメンバーも大歓声を上げ、柴咲あかりは「ずっとユニット組みたいなと思っていたので…夢がかないました」と感激。興奮のままにコミカルかわいい新曲「最近めっちゃかわいいね」を動画撮影OKタイムとして初披露してみせると、SNSに投稿してバズらせて!、とアピールしていった。ラストは「僕らはきっとすごくない」で、グループの絆と決意を力強く表現して東京公演を締めくくった。