ライブはあっという間に中盤へと進み、アコースティックゾーンへ。
4人はライブ人気のバラード「空とサカナ」を椅子に座ってしっとりと歌声を届けると、そのままライブでの披露はレアな「四季ドロップス」もアコースティックアレンジでパフォーマンス。
メンバーそれぞれ声色の違いがよく表れ、その儚さと心地よさに、ついつい体を揺らしてしまう。
「さあ、ここからは雰囲気をガラリと変えていきたいと思います!今日はNEKONOTE BANDさんに加わって、私たちも一緒に音楽を奏でつつ、ソロで歌っていきたいと思います!」と廣川が話すと、三品がアコースティックギターを担ぎ、他のメンバーもカスタネットやタンバリンを手にし、ソロでの歌唱パートへ。
まずはリーダーの廣川が、2018年にスペインのスーパー兄弟デュオ「Adexe & Nau」(アデクセ アンド ナウ)とコラボレーションした「ヨ・キエロ・ビビール」を南米の陽気さを全面に出し披露すると、
続いては松田が、「1人で歌唱することは珍しい」という楽曲「Zili Zili Love」をジャジーで妖艶な雰囲気でパフォーマンスした。
普段のワンマンライブで披露することが珍しい楽曲たちが次々にセットリストに入っていく中、三品は「けっこう久しぶりに聞く曲かもしれないんですけど、一人で歌ってみたいと思います」と話し、「スタンドアロン・コンプレックス」へ。三品のクール且つ力強い歌声で場内を一気に引き込むと、
最後は小玉が「最後は一緒に声出して、踊って、一緒にバーン!として、シューっと、ポーンとして、一緒に楽しんでいきましょうね!」と、独特の小玉節で「デデスパボン!」をパワフルに披露。
メンバー4人それぞれの魅力がぎっしりと詰まったソロパートに、会場がわーすたの世界観にどっぷりと浸かっていくのが感じられた。
ライブ終盤に差し掛かり、先月配信限定シングルとしてリリースされ、食事宅配サイト"nosh"とのコラボレーションシングル「ミラクルマジカルヘルシーパワー」をポップに披露すると、ファンから圧倒的支持を持つ「ハロー to the world」へ流れるように展開。エモーショナルで、メンバーのこのライブへ懸けてきた想いが真っ直ぐに伝わるパフォーマンスに涙を流すオーディエンスの姿も見られた。
三品が「残り本当に僅かな時間です。皆さん、全部出しきって、ついてきてくれますかー!楽しんでいこうよ!」と投げかけると、
わーすたを代表するヒット曲「最上級ぱらどっくす」から「マッシュ・ド・アート」へ。オーディエンスのボルテージも最高潮となり、
「みんなの熱意をもっともっと私たちに見せてー!」廣川が叫び、今月30日にリリースされる新曲「メロメロ!ラヴロック」をラストに披露。
終盤にかけて怒涛のアッパーで力強い楽曲で、ライブ本編を駆け抜けた。
アンコールでは、観客による「わーすた」コールの大合唱から、
廣川の「アンコールありがとう!」の声とともに、わーすたのメンバーが再度ステージへ上がる。
「メロメロ!ラヴロック」のカップリング曲「星の降らないタイムライン」を初披露すると、