私立恵比寿中学が7月16日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールにて、全国ツアー<私立恵比寿中学 spring tour 2023~100%ebism~>のファイナルを迎えた。公演の模様をレポートでお届けする。
2022年10月に新メンバー2人を加入して10名となり、新体制では初の全国ツアーとして17公演を実施。5月3日に4年ぶりとなる14枚目のシングル「kyo-do?」をリリースし、エビ中史上最もかわいいと話題になっている。なお、このツアーファイナル公演の模様はPIA LIVE STREAMの生放送で同時配信された。
今回のツアーは「100%ebism」というタイトルを背負って、みんなで10人の新しいエビ中の魅力を見つけていこうというコンセプトを元に、エビ中色に染まったライブを展開した。
【写真】10人新体制初の全国ツアーを完走した私立恵比寿中学(7枚)
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ライブは「PANDORA」でスタートすると、「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」、「HOT UP!!!」とエビ中定番のアゲ曲に会場の熱気は始まりから急上昇した。
星名が『それでは今から準備体操していきたいと思います!ファイナルみんなの声を一つにしていきますよ~!』と会場を煽ると大きく手を叩きながらクラップを誘い、会場を巻き込みながら「パクチー」を披露。そのまま「金八DANCE MUSIC」で、エビ中らしくエネルギッシュにパフォーマンス。間奏に入るとスクリーンにツアー恒例のメンバーCMが映し出される。新メンバーの桜井、仲村から始まり全メンバーが登場し、「大学芸会2024(仮)」が1月6日(土)、7日(日)ぴあアリーナMMでの開催が発表されると、会場には、盛大な歓声と拍手が響いた。桜木の『それでは、皆さんこのままの熱量でもっともっと盛り上がっていきましょー!』の掛け声で、会場が余韻に浸かる暇もなく、ダンスパートへ。スクリーンに名前が映し出され、スポットライトを浴びたメンバーが各々個性的なダンスを披露。最後の中山が踊り終わるとメンバー全員がステージに登場し「オメカシ・フィーバー」、「ジブンアップデート」、「参枚目のタフガキ」、「kyo-do?」とエビ中のかわいい曲を続けて披露し、会場を魅了した。
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続いてユニットコーナーへ。最初に登場したのは中山、桜木、桜井。キレキレのダンスと共に「きゅるん」をパフォーマンス。可愛らしさとカッコ良さを会場に見せつけると、学校のチャイムが流れ幼稚園、小学生、中学生とそれぞれの衣装を身にまとった真山、安本、星名が登場し「熟女になっても」を披露。エビ中らしい、可愛いくて楽しいパフォーマンスを会場に届けると、ステージに小林、小久保、風見、仲村が登場し、「I’m your MANAGER!!!」を可愛らしく披露。ツアーならではの、ユニットにファミリーは釘付けとなった。
そして、ここからは春ツアーSPメドレーへ。
「ちちんぷい」、「Lon de Don」、「春休みモラトリアム中学生」、「チャイム!」、「藍色のMonday」、「イヤフォン・ライオット」、「ラブリースマイリーベイビー」、「仮契約のシンデレラ」、「シンガロン・シンガソン」と連投し名曲ばかりの9曲に、今日一番の歓声とコールを浴びた。
真山の『ebismの世界を最後まで味わってください』の合図で、「禁断のカルマ」を大人の雰囲気たっぷりにクールに歌いあげた。そのまま、「バタフライエフェクト」、「自由へ道連れ」、「Bang Bang Beat」、「はみだせGirls」で会場をさらに盛り上げると、真山の『それではラストスパート最後まで駆け上がっていきましょう!!』の掛け声で「イート・ザ・大目玉」を披露した。
中山が『「100%ebism」というタイトルを背負って全17公演全国をまわらせていただきました。途中かけちゃったメンバーもいましたが、千秋楽はこうやって10人でステージに上がることができて、大切な時間を皆さんと、過ごせたことがとても嬉しいです。来年は、ぴあアリーナMMも決まったので、どんどん走り続けるエビ中の応援を今後ともよろしくお願いいたします!』と意気込むとステージを後にした。
アンコールの声が会場に響き渡ると「ハイタテキ!」を披露。
そして、今年の春ツアー恒例のセトリガチャコーナーへ。公演毎にランダムでスクリーンに映し出された1曲を披露するというもの。スクリーンに青いボックスが映し出され、春ツアーで披露したセトリガチャの曲名が、次々にボックスの中に入っていくと透き通った青空が映し出され、そこに虹がかかり名曲「なないろ」を披露。ファミリーのサイリウムが青色一色に染まると、懐かしくも思い出溢れるこの曲で、会場は一転して感動のムードに。
安本の『続いて歌う曲は、みなさんのたくさんのメッセージをツアー通して残してくださったと思うんですけど、それを胸に一緒にこの歌を歌いたいと思います。』の合図で「ボイジャー」を希望溢れるパフォーマンスで会場を包み込んだ。