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その後は1期生、2期生、3期生の先輩たちへのリスペクトを込めた楽曲を用意。黒見明香をセンターに迎えた「制服のマネキン」でダイナミックなダンスを提示したかと思えば、柴田柚菜を中心とした「アナスターシャ」では模型の蝶々を宙に放つ演出とともに観客を魅了する。そして、筒井あやめセンターによる「思い出ファースト」では躍動感のあるパフォーマンスで、客席との距離を縮めていった。
佐藤センターの「僕のこと、知ってる?」では穏やかながらもエモーショナルさが伝わる楽曲に乗せて素直な歌を届けていくと、「ここにいる理由」では早川を中心に息の合ったダンスで特別な空間を瞬時に作り上げる。そこから間髪を容れずに「Wilderness world」へつなげ、金川をセンターに艶やかさとパワフルさが共存するダンスで会場の熱量を急上昇させた。また、遠藤がセンターを務める「ぐるぐるカーテン」では「今、こんなに素敵な場所にいられることを誇りに思っています」の一言を合図に、スクリーンを通じてメンバーからファンへのメッセージが届けられていく。「Sing Out!」ではセンターの田村が客席にクラップを求め、さらなる一体感を高めつつ華麗なソロダンスを披露。そして、矢久保美緒をセンターに据えた「他人のそら似」で、この日参加した15人全員がセンターを務めつつ4期生の軌跡を振り返るブロックを締め括った。
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ここまでの楽曲を振り返るMCで場が和むと、ステージにひとり登場した遠藤が、掛橋を含む同期メンバー15人を1人ひとり紹介しながら、自身の思いを伝えていく。16人誰ひとり欠けてはいけない、この16色が輝いてこそ4期生なのだと強く感じさせるメッセージとともに「4番目の光」が歌われると、会場中が多幸感で満たされていった。続く「Out of the blue」では早川の呼びかけに応えるように、会場が青一色に染まり一体感が急上昇。オーディエンスのコールでさらなる盛り上がりを見せる「猫舌カモミールティー」、掛橋のセリフ音声とパフォーマンス映像を交えた構成にメンバーが涙を浮かべた「図書室の君へ」、4期生の原点である柔らかな空気感の「キスの手裏剣」と4期生オリジナル楽曲が連発される中、「ジャンピングジョーカーフラッシュ」で会場が割れんばかりの声援&コールと爆発力満点の歌とダンスで、この日何度目かのクライマックスへと到達。賀喜が観客のみならずメンバーにも喝を入れて、4期生のみならずグループにとっても欠かせない重要な1曲「I see...」で会場の空気を掌握し、会場中をハッピーな空気で包み込んでライブ本編を終了させた。
アンコールでは北川&林のラップをフィーチャーした「アトノマツリ」を、15人で初パフォーマンス。会場ロビーに展示されたフラワースタンドの前で歌唱する彼女たちが、ファンへの感謝を伝えていく。続く「ハウス!」「サイコキネシスの可能性」ではスタンド席通路に設置されたトロッコを用いて観客のもとへ近づいていき、観る者すべてに笑顔を届けた。
最後のMCでは北川がいつも以上に興奮気味に、大きな声で「楽しかったです!」と伝え、清宮は「何年かぶりにここへ(単独ライブで)戻ってこれて、ちょっとは大きくなった姿を見せられたんじゃないかな」と1日を振り返る。そして、柴田が「みんなどんどん成長して、皆さんに心強いなと思ってもらえるようになりたい」と涙を浮かべながら語ったあとに、最後は「おいでシャンプー」で最高の笑顔を振りまきながら、久しぶりの4期生ライブを大成功のうちに幕を下ろした。
