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ランキングを一旦離れ、ここからは楽曲を通して2022年を振り返るブロックに。まずはグループに合流して1年を過ぎた5期生が「絶望の一秒前」で、堂々とした姿を見せつける。続いて、中西アルノが「私はこの曲が好きで、この曲を通して出会えた人たちが大好きです。今日はそのことが少しでも皆さんに伝わりますように」と感極まりながら、自身がセンターを務める「Actually...」で圧巻のパフォーマンスを展開。その一方で、3〜4期生で構成されたアンダーメンバーは「届かなくたって…」を、力強さとしなやかさを併せ持つダンスで表現してみせた。
昨年の日産スタジアム公演を振り返る映像を挟み披露されたのは、同公演の幕開けを飾った乃木坂46はじまりの歌「ぐるぐるカーテン」。11年前にリリースされた当時のメンバーはもはや誰ひとり残っていないが、それでも歴史を継承し続ける現メンバーを代表し、秋元が「ここまで乃木坂46を支え、成長させてくれた皆さん、本当にありがとうございました」と感謝を口にする。続く「好きというのはロックだぜ!」ではセンター賀喜遥香の煽りを受け、客席から盛大なシンガロングが湧き起こる。ここでは曲に合わせてタオルを回すオーディエンスの頭上を、クジラやイルカが飛び交う演出も用意。その後も山下の笑顔が印象的な「好きになってみた」、大人びた空気を醸し出す「パッションフルーツの食べ方」、エモーショナルさが際立つ「Under's Love」など、先輩の卒業を経て逞しく成長した現メンバーによる堂々としたステージが続く。
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カラフルな衣装を身に纏った「銭湯ラプソディー」、歌唱力に定評のあるメンバーが揃った「甘いエビデンス」、アンダーライブをネクストステージへと導いた中村麗乃センターの「悪い成分」とバラエティ豊かな31stシングル収録曲が連発されると、最後は「ここにはないもの」で2022年振り返りパートは締めくくり。曲に入る前に、遠藤さくらが昨年末の齋藤飛鳥卒業で止まってしまった時を動かしたいと決意を口にすると、この日のために制作された特別な映像を背に、自身がセンターに立って涙ながらにこの曲を見事に表現してみせた。
「僕は僕を好きになる」からリクエスト曲カウントダウンが再開すると、会場一面が緑色のペンライトで染まった「サヨナラの意味」、新・華の2001年組が優しい歌声で会場を包み込む「価値あるもの」、軽やかなリズムに乗せて多幸感を演出する「全部 夢のまま」、5期生によって歌い継がれる「やさしさとは」、クラップで一体感を作り上げる3期生曲「僕が手を叩く方へ」としっとりめの楽曲が続く。そんな中、もはやライブに欠かせない1曲「I see..」が投入されると、空気が一変。賀喜の「全部出し切れ!」を合図に、会場が歓喜の声で包まれていく。
リクエストランキングも残すところ3曲。クライマックスにふさわしい「帰り道は遠回りしたくなる」では遠藤が、アルバム曲ながらも上位入りを果たした「ありがちな恋愛」では山下&賀喜がそれぞれセンターを担当し、卒業した先輩の思いを継承しつつ彼女たちらしさもしっかり感じられるパフォーマンスで観る者を魅了する。そして、リクエスト1位にして本編ラスト曲に選ばれたのは「きっかけ」。乃木坂46らしさに満ち溢れた名曲を、グループの歴史を彩ってきたさまざまな衣装を着用したメンバーが思いをたっぷり込めて歌唱して、11回目のバースデーライブ初日公演の本編を締め括った。
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