モーニング娘。'22(写真提供:COUNTDOWN JAPAN 22/23) 画像 8/10
モーニング娘。'22(写真提供:COUNTDOWN JAPAN 22/23) 画像 9/10
モーニング娘。'22(写真提供:COUNTDOWN JAPAN 22/23) 画像 10/10
「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」と歌う、モーニング娘。'22らしい明るく前向きでピースフルな『そうだ!We're ALIVE(updated)』の登場だ。彼女たちが「努力 前進 A BEAUTIFUL STAR」と歌うたびに、気持ちが明るく華やぐ。ポップ・ダンサブル・ピースフルな要素で、触れた一人一人の心に彼女たちは輝きを注いでいった。気がついたら、フロアのあちこちでたくさんの人たちが無邪気な笑顔を浮かべ、嬉しそうに飛び跳ねていた。
その楽しさを受けて披露した『泡沫サタデーナイト!』でも、メンバーらが「サタデーナイト!」と煽る声に刺激を受け、気持ちがずっとアガり続けてゆく。まさに、最高のパーティーが目の前に広がっていた。彼女たちが、腰を振りながら踊るパフォーマンスも魅力的だ。
さぁ,ここからもっともっとぶちアガれ。モーニング娘。'22は、ギラギラでオラオラな匂いも覚える『ドッカ〜ン カプリッチオ』を歌い踊りながら,フロア中の人たちを「盛り上がれ!!」と煽っていた。ときにセクシーさも覗かせながら、キュートとワイルド二つの表情の見える楽曲を通し、ここを祭り上がる会場にモーニング娘。'22は染めあげていった。
最後にモーニング娘。'22は、ダンスビートを強調、今のモーニング娘。'22に似合うスタイルへアレンシした『LOVEマシーン(updated)』を突きつけた。このグループの存在を長く輝かせてきた楽曲という理由もあるが、明らかに後追い世代という人たちも、曲を聞きつけ、前へ、前へと押し寄せていた姿も嬉しいインパクトだった。この曲に合わせ、フロア中の人たちが右手をLの文字にし、メンバーらの歌に合わせ、心の中で声を上げ、一緒に振りを楽しんでいた。原曲以上にリズムを強調していたこともあり、ビートがガツンと身体へ突き刺さる感覚も心地好い。世代を超え、たくさんの人たちを巻き込みながら、モーニング娘。'22のライブは祭り上がっていった。
(文:長澤智典)
【COUNTDOWN JAPAN 22/23】
今回のCOUNTDOWN JAPANは例年よりも動員数を減らし、EARTH STAGE、GALAXY STAGE、COSMO STAGEの3ステージで開催。また、3年ぶりにカウントダウンアクトが復活し、年越しを行う。ライブエリアは感染症対策を取った上でスタンディングとし、ステージ前方のエリアはアクトごとの事前抽選制となる。









