そんな「Over Fu Ture」は、歯切れが良くリズミカルなテンポに、青春を感じられる爽やかなサウンド。途中でメンバーが袖から登場すると、一気にサウンドがテンポアップ。クラップをしながら会場を盛り立てるメンバー。呼応するようにクラップをして、しっかりと迎え入れるオーディエンスの姿が見られた。デビューライブはここから熱い空間へと変化していく。
フューチャーサイダーのステージデビュー1曲目は、「⻘⾊シルエット」。軽快なギターサウンドが鳴り響く中、秋⽉かえでが見事な歌い出しを魅せる。Aメロの<心の温度上がっていく 始まる予感がした>という歌詞の通り、フューチャーサイダーの始まりを告げるように彩菜まりが歌い、踊る。ステージデビューという新たな門出に対して、想いが募るメンバー。
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爽やかなサウンドや青春を感じることができる歌詞に合わせて、手足を華麗に振ったり、ハイタッチしたりなど、フォーメーションを変えながら流動的にパフォーマンス。時にジャンプするなど、活力のあるパフォーマンスも魅せていた。緊張もあっただろうが、堂々とするメンバーの姿。その勇姿を、全員が温かく見守っていた。
最初の楽曲を披露すると、MCへ。自己紹介をして観客へ挨拶。改めて大きな拍手で迎えられていた。
MCを終えると楽曲の披露は続く。
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2曲目は「初恋チャイダー」。ポップなメロに合わせて、恋のドキドキを表現した歌詞を歌い上げるアッパーチューンだ。サークルになってステージをぐるぐると回り、サビでは手のひらを目一杯、上へと掲げて回す。2人で大きなハートを作ったり、風を表した振りをしたりと、楽しさの中にも可憐な姿を見せて、観客を虜にしていた。心を躍らせるこのナンバーで盛り上がり、ヒートアップする会場。学生の初恋というドキドキを、このパフォーマンスへと昇華させるこのナンバー・パフォーマンスは、今後、共感を得ながらどんどん盛り上がっていくに違いないだろう。
