10月5日(水)に大阪・オリックス劇場にて、乃木坂46が「30thSG アンダーライブ」の最終公演を開催した。当ライブは9月27〜29日に東京・立川ステージガーデン、10月3〜5日に大阪にて計6公演が実施された。
【ライブ写真16枚】最後のライブ出演となった乃木坂46・和田まあや(16枚)
乃木坂46の30枚目シングル「好きというのはロックだぜ!」に収録されたアンダー楽曲「Under’s Love」でセンターを務め、同作での活動をもってグループを卒業する1期生・和田まあやが進行役を務める今回のアンダーライブ。彼女が参加する乃木坂46のライブはこれが最後ということもあり、彼女にとって集大成となると同時に、3〜4期生を中心とした新体制の魅力が凝縮されたステージが展開された。
乃木坂46「30thSG アンダーライブ」(C)乃木坂46LLC 画像 2/16
乃木坂46「30thSG アンダーライブ」(C)乃木坂46LLC 画像 3/16
紗幕が降ろされたステージに椅子だけが置かれ、暗転や映像演出を繰り返すと椅子に和田が座っているという演出とともに、最新曲「Under’s Love」からライブはスタート。ドラマチックなオープニングに続いて、「不等号」や「自由の彼方」「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」といったアンダーライブらしい熱量に満ち溢れたパフォーマンスが提示されていく。
MCでそれぞれが意気込みを述べたあとのブロックでは、プロジェクションマッピングを取り入れた演出も用意。「Against」では和田が中心となって球体を自在に操るほか、ダンス色の強いリミックスが施された「〜Do my best〜じゃ意味はない」では佐藤璃果が手を掲げて光の束を掴み取るなど、見応えのある場面が随所に用意された。
続くユニットブロックでは、まず向井葉月・矢久保美緒・佐藤が「ワタボコリ」を歌唱。向井がアコースティックギター、矢久保がハーモニカ、佐藤がタンバリンをそれぞれ演奏し、観客を沸かせた。また、「音が出ないギター」ではセンターの黒見明香が和田&松尾美佑とともにクールな歌を響かせ、「無表情」では北川悠理&林瑠奈がオリジナルラップをフィーチャー。向井・阪口珠美・吉田綾乃クリスティーの「口約束」ではダンサーとして佐藤・松尾・矢久保が華を添え、メンバー個々の魅力が思う存分に発揮された。