熊崎晴香(以下、熊崎):この2日間はとても濃い2日間で、偉大な先輩2人が卒業されてからの14周年のコンサートなので、ファンのみなさんもきっと「(これから)どんなSKE48を見せてくれるんだろう?」と思いながら、見てくれたんだと思います。昔も熱いSKE48だったんですけど、私は今のSKE48もすごく大好きで、一人ひとりが自己プロデュースが上手いですし、熱さも持っていると思うんです。でも、それを上手く出せない子もいると思うし、表に立つと難しいという子もいると思います。だけど、こうやってライブをさせていただいて、メンバーの顔を見て踊ったりして、SKE48っていつになっても大好きだなった感じました。昔のSKE48が好きだったという人もいるかもしれないですが、今をぜひ見てもらいたいです!いつでも大好きなSKE48の熱さはずっとあると思うし、形は違ってもその熱さは秘めていると思うので、これからもSKE48に期待していいただきたいなと思います。
斉藤真木子(以下、斉藤):日本ガイシホールで初の周年コンサートということで、史上最大規模で私たちも決まったときは喜びよりも不安の方が大きかったです。『今のSKE48でガイシホールが埋まるのか?』というのが一番の不安でした。素直に喜ぶメンバーがいる中で、そういう風に考えたのも13年いるからだなと感じました。でも、リハーサルを重ねていく度に、メンバーの成長や新しい魅力が見れたり、私自身13年やってきて今日を迎えられて良かったと、ステージの上で思いました。もちろん10年前、13年前のSKE48はみんなが昔好きだったSKE48かもしれないけど、今がいつか昔になるように、「SKE48はすごかった」って言ってもらえるように、もっともっと続いていくグループになってほしいし、後輩を引っ張って行くのはもちろん、私たちはまだまだ現役なので、気を張りながら頑張っていきたいと思いました。キャプテンということもあって、身が引き締まる思いだったんですけど、今回は私一人だけの力ではメンバー全員をまとめ上げることは難しかったので、くまちゃん(熊崎晴香)をはじめとする6期生のメンバーだったり、頼もしい青海ちゃん(青海ひな乃)だったり、たくさんのメンバーが向上心を持って今日まで取り組んできてくれたことに感謝しています。SKE48はこのやり方でいいんだって、今はこのやり方でいいんだって思ったので、これからもみんなと力を合わせていきたいなと思うし、『今が最高だ』と、いつかの未来にまた言ってもらえるように、私たちは今を頑張るだけなので、15年目も一生懸命走り続けたいと思います。
青海ひな乃(以下、青海):今回のセットリストではシングル曲のメドレーをやらせていただきましたが、ワンハーフ(曲の1番を歌ってあとサビをもう一度だけ歌うこと)歌っていないぐらいの長さで一時間ぐらいかかったんですよ。私はまだ加入して四年目なのですが、すごくSKE48は歴史が深いんだなって感じることができたし、SKE48の歴史を自分も刻めているんだって、足跡を残せているんだと思えて嬉しかったです。すごく楽しいコンサートになりました。こうやって、日本ガイシホールに立たせてもらえて、すごく綺麗な景色を見ることができたのも、私たちの力だけじゃなくて、ファンのみなさんや、今までグループを作ってきてくれた卒業されたメンバーの方々、今も残っている大先輩たちが築き上げてくださったステージだと思うので、今いるメンバーがどんどんいろんなところへ引っ張っていけるような、大きなステージを目指していけるようなグループにしたいと思っています。私は過去のSKE48を知らないのですが、一年目よりも二年目、二年目よりも三年目の方が最高だったし、今回の周年は一番最高なSKE48としてステージに立てたと思ったので、こうやって最高をどんどん更新していって、これからもSKE48の成長をお見せしていきたいと思っています。ついてきてくれると嬉しいです。
Q.改めて、SKE48の14年目はどんな一年でしたか?また、15年目はどんな一年にしたいですか?
斉藤:今回は13周年のコンサートを本来であれば日本ガイシホールで行われる予定が中止になってしまって、リベンジの意味を込めてのコンサートでした。やっぱり、(トピックスとして)チームSの新公演が大きかったと思います。SKE48にとって大革命だと思いますし、それに引き上げられてチームKIIやチームE、研究生も含めてグループ全体が引き上がったと思いました。それはチームSのみんなが過酷なレッスンや経験を経て、羨ましく思うぐらい輝いた姿をステージで見せてくれたからだと思います。今日もチームKIIの新公演が決まりましたが、(熊崎と目線を合わせながら)チームEも楽しみだなと思います。
熊崎:チームEは「時間がある」といいですね。
斉藤:「時間がある」公演ね(笑)。でも、本当に今まであったものを大切にしつつ、新しいものをみんなで試行錯誤しながら自分たちのものにしていこうという取り組みが、グループ全体であったんだと思います。卒業されたメンバーも多かった一年でしたが、11期生という新しい仲間も増えましたし、どんどん変わっていくけど、色あせないものを持ち続けたいと思いました。
 
 











 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 








