須田亜香里<須田亜香里卒業コンサート@日本ガイシホール ~君だけが瞳の中のセンター~>(C)2022 Zest, Inc./ AEI 画像 30/36
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【「30年間の人生の中で13年も濃く過ごせました」】
須田のサイリウムカラーである赤色に会場が染まり、手拍子で発動したアンコール一曲目は、卒業ソロ曲『私の歩き方』からスタート。ピンク色のウエディングドレス風の卒業ドレスをお披露目した。歌唱後のMCで須田は改めて感謝を述べるとともに、「誰かといればいろんな夢は叶うことだったり、仲間がいれば見られる景色がたくさんあるんだってことだったり、頼もしいスタッフさんがいると、私はこんなにアイドルらしくステージに立てるんだとか、たくさんの方の支えがあって、たくさんの方と出会ったから、こうして温かい時間を、30年間の人生の中で13年も濃く過ごせました」とスピーチ。アイドルを卒業することについて、「これからアイドルを辞めたら自分はどうなっちゃうんだろうって、自分が一番不安だと思うんですけど、人生は一度しかないから、アイドルでは限界に挑戦してきたけど、人生に限界はないから、限界のない人生を無限に味わっていきたいなって思います」とコメント。「いろんなものをさらけ出してアイドルやってきたから、これからもみんなとは近況報告しあったりとか、あったかい時間を過ごせるような、みんなに会うとすごく元気が出るのでこれからも会ってください」とファンへメッセージを残した。
ここで、卒業生で須田と同期の木崎ゆりあ(※「崎」は正式には「たつさき」)が花束を持ってステージに登場した。ドレス姿の須田に、「可愛い!愛しい!好き!!」と単語の一言ひとことに感情を込めた木崎の話し方に会場中もほっこり。「今日コンサートを見てて、だーすー(須田亜香里)がここまで積み上げてきた事とか、同期として、SKE48として、友達として、今日までアイドルを頑張ってくれてありがとう」と労う木崎。須田も「こちらこそ。負けたくない同期でいてくれて本当にありがとう。私はライバルがいてこそ燃えるタイプなので、頼もしくて、濃くて、すごく輝いていてくれている同期がいたことが原動力だったから」と、同期だからこその目線で、これまでの13年の歩みを分かち合った。
また、須田から今のSKE48について率直な質問をされた木崎は、「みんなすごく良かったのはもちろんなんだけど、従姉妹がいるんですよ」と、実の従姉妹関係にある浅井裕華を見つめ、「仲のいい子がいっぱい卒業して、ガイシホールで号泣したコンサートがあったんですけど、その日の私と同じ泣き方してました」と話すと温かい拍手が会場から送られた。
「本当はもう一つやりたい事があって・・・」と、一年半前から練習を続けてきたギターを構えた須田。「気分はロックミュージシャン!」と『前しか向かねえ』を演奏。自分の演奏にのせてメンバーがパフォーマンスするのが夢だったいう。また、『前しか向かねえ』は選抜総選挙以外でAKB48のシングル選抜メンバーに選ばれた思い出の楽曲でもある。2度のソロコンサートを経て、愛知を代表する会場で念願だったメンバーとのセッションにとびきりの笑顔を浮かべた須田。コンサートの最後は『君のことが好きだから』を名古屋弁にアレンジした『君のことが好きだもんで』をフルサイズで歌唱。落ちサビ前にはメンバーが須田の元へと集まるサプライズも。「だーすー、大好き!」のメッセージに、「私も『でら好き』だよー!!」と涙を浮かべながら喜んだ。そして、会場にもサイリウムによって「I LOVE ダースー」の文字が浮かんだ。
改めて須田は「本当はこのコロナ禍で、ファンの人たちのコールが復活するまでは辞めないって言ってたんですけど、復活する前に、海外のみんなが来れないときに辞めて本当にごめんね。でも、こうやって声が出せなくても、Tシャツやうちわやペンライトや笑顔で示してくれて、今日ここに来れないとか関わらず、愛してくれて本当にありがとうございました。幸せです」と、涙と共に長いお辞儀でこれまでの応援してくれたファンへの感謝を表した。
「SKE48の須田亜香里でいられて本当に幸せでした。須田亜香里の人生の方がこれから先長いから、しっかり歩いて行くから、みんなも辛いときとか気軽に、家族みたいに、これからも近くにいてくれる存在であってもらえたら嬉しいです。本当にありがとうございました」と最後は笑顔を見せステージを去った。