松村の呼びかけで会場中のサイリウムが消灯し、真っ暗になったステージにスポットライトを浴びて登場した須田。5歳の頃からSKE48に加入する前まで13年間続けていたクラシックバレエを、『孤独なバレリーナ』のメロディーに乗せてしっとりと披露。純白のドレスで踊る須田に合わせて、会場中のサイリウムが白く染まった。続いて、選抜総選挙でランクインしたことで参加したAKB48の楽曲を連続披露。初めてアンダーガールズに選出された『抱きしめちゃいけない』から、選抜メンバーに選ばれた『恋するフォーチュンクッキー』、自己最高位の第2位に選ばれた『センチメンタルトレイン』と8曲を一気に駆け抜ける。また、歌唱前にはこれまで須田が語ってきた選抜総選挙でのスピーチがまとめられた映像が上映された。
「須田亜香里卒業コンサート@日本ガイシホール ~君だけが瞳の中のセンター~」の様子(C)2022 Zest, Inc./ AEI 画像 21/36
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【伝説のラインダンスも復活!「わがまま言っちゃいました」】
「このジャンプやりたかったの!夢が叶いました!」と、奈落からステージに跳び出した須田は初選抜曲『1!2!3!4!ヨロシク!』を元気いっぱいに披露。さらに、『パレオはエメラルド』ではファン心をくすぐる懐かしい演出も。2012年大みそか、「第63回NHK紅白歌合戦」に48グループで単独初出場したSKE48はこの曲を歌唱。須田は当時と同じくAメロでバレエの回転技「フェッテ」をパフォーマンス。さらに、メンバーが一列になり、異なるカラーのスカーフがグラデーションを描くラインダンスも成功。パフォーマンス後に会場からは満場の拍手が送られた。今回は再現されなかった卒業生・藤本美月のバク宙だが、今後、再現を試みるメンバーが現れるのか楽しみだ。
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「須田亜香里卒業コンサート@日本ガイシホール ~君だけが瞳の中のセンター~」の様子(C)2022 Zest, Inc./ AEI 画像 29/36
コンサート本編も終盤へと差し掛かり、ここで感想を求められた青海は、「短い間だったけど、リハーサルをみんなで一緒にしてきたから終わっちゃうのは寂しいけど・・・。でも、すっごく楽しいコンサートでした。これからもずっと応援しているので元気で楽しくお仕事してください!」と涙交じりの笑顔とともに、須田への感謝を伝える。須田は「こっちのセリフだよ。SKE48の次のシングルセンターおめでとう。今のSKE48でセンターに立つひな乃でいてくれてありがとね。もちろんみんな頼もしいけど、ひな乃がセンターにいるSKE48、私は好きだよ」とエールを送った。
ここまでの自身の卒業コンサートを振り返った須田は、「自分の生活の全てで、人生を捧げてきたと言っても過言ではない場所だったので寂しくなると思ったんだけど、歌うこと、踊ること、段取り多すぎて、緊張する間も無くここまで来ました。ただただ楽しい!」と笑顔。また、「世代世代によって違うSKE48の姿があって、前のSKE48を知ってるからこそ感じること、素敵だなと感じることがたくさんあります」とマイクに力を込めた須田は、先ほどの『パレオはエメラルド』の紅白パフォーマンス再現について、「今のメンバーでもう一回やりたくてわがまま言っちゃいました。団結力、ハンパなかったです!」と話し、須田を見守るメンバーたちにも笑顔がこぼれた。本編最後の楽曲『キンモクセイ』では会場全体がオレンジ色のSKE48カラーへと染まった。