9月24日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48に所属する古畑奈和の卒業コンサート「古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~」が、愛知・日本ガイシホールにて開催された。
SKE48メンバーの卒業コンサート会場として馴染み深い日本ガイシホール。この会場から多くのメンバーたちがSKE48を巣立って行った。2021年には松井珠理奈と高柳明音の卒業コンサートが実施されたことも記憶に新しい。当日は台風15号による影響で新幹線が一部区間運休する中、会場にたどり着いたファンへ向けて「頑張って来てくれたみんな本当にありがとう。私の最後の大きなコンサート、一緒に楽しんでくれたら嬉しいです」と影アナウンスで感謝のメッセージを寄せた。
「古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~」の様子 (C)2022 Zest, Inc. / AEI 画像 2/31
「古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~」の様子 (C)2022 Zest, Inc. / AEI 画像 3/31
「古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~」の様子 (C)2022 Zest, Inc. / AEI 画像 4/31
【大人メンバーたちのノリノリな姿にほっこり】
『overture』の前に古畑は、ステージ中央に置かれた蜜壺からひょっこりと顔を出しコンサートの開会宣言をすると、研究生から昇格して初めて所属したチームE時代の楽曲『みつばちガール』を歌唱。コンサート名にふさわしいこの楽曲を、この日は都築里佳、松本慈子、青木詩織、荒井優希、江籠裕奈、北野瑠華、日高優月、井田玲音名、鎌田菜月、熊崎晴香、斉藤真木子、谷真理佳、福士奈央と共に披露。大人メンバーがみつばち衣装を着てノリノリで踊る姿に会場はほっこりとした空気に包まれた。
「古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~」の様子 (C)2022 Zest, Inc. / AEI 画像 5/31
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「古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~」の様子 (C)2022 Zest, Inc. / AEI 画像 8/31
【台風の影響の中スタートした卒業コンサート】
『overture』で盛り上がった会場のテンションをさらに底上げするように、火柱が上がったステージで古畑は表題曲初センターに抜擢された『FRUSTRATION』をメンバーとともにパフォーマンス。頭をぐるぐると回す「獅子舞ダンス」の激しさからもコンサートへかける気合が感じられる。『チャイムはLOVE SONG』では中央のムービングステージに一人で立ち、会場を見渡しながら全方位へ笑顔を運んだ。さらに、『アイドルなんて呼ばないで』では11期研究生をバックダンサーに従えて登場。チアリーダーに扮した11期研究生はポンポンを振り回しながら「LOVE」の文字を作り出し、初々しく可愛らしい姿も見られた。
MCでは、前日からの台風の影響について、「今日お客さん100人くらいだと思っていたの」と不安に思っていたことを明かした。また、会場全体を埋め尽くすサイリウムの光を見渡しながら、「たくさんの方が来てくださってすごく嬉しいです」と笑顔。「あとどうですか?古畑さんの久しぶりのアイドル衣装は?」と後ろを向いて衣装の腰のリボンを揺らす古畑に、メンバーからも「可愛い!」の声が上がった。「ハニーフェスだからこそなので、みなさん楽しんでいただければと思います」と続けた。
また、斉藤から1曲目に披露した『みつばちガール』について、大人メンバーでユニットを組んだことについて問われると、「普段態度が大きめな人たちを従えたかったというか、私のコンセプト的には私が女王蜂でみんなが働き蜂みたいな」と明かし、密かな願望を形にしたようだ。
「古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~」の様子 (C)2022 Zest, Inc. / AEI 画像 9/31
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「古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~」の様子 (C)2022 Zest, Inc. / AEI 画像 12/31
続いてのブロックでは古畑がサックスを持ってステージに登場。『愛してるとか、愛してたとか』を弾き語りで届ける。リズミカルなピアノの伴奏とファンからのクラップ、そして色っぽいサックスの音色がガイシホールをエモーショナルな雰囲気へと変えていく。『バラの果実』からは期別毎のメンバーとコラボした楽曲が次々と披露され、『Ambulance』は7D2(7期生とドラフト2期生の総称)のメンバーがセクシーなナース衣装を着て艶っぽいダンスで魅せ、曲の世界観と歌唱力で聴かせる『10クローネとパン』を2期生・斉藤&ドラフト1期生と、AKB48チームK兼任時代に参加した『細雪リグレット』は6期生までのメンバーでそれぞれ披露し、冒頭の『みつばちガール』とのギャップを見せた。