2022.09.19 公開
FES☆TIVE、新メンバー・辻こはるを迎えた新体制お披露目ライブを開催

Photo:ワタナベタイシ  画像 1/9

そのMCの後でも、まだまだFES☆TIVEはたたみかける。
ティザー映像で話しをしていた、清涼感溢れる楽曲「夏リア旋律」へ。ピアノサウンドの中、八木 ひなたが見事な歌唱を魅せる。その後も、しっとりと恍惚としたユニゾン歌唱を披露していた。不思議な振り付けが特徴で中毒性のある「カマキリさんvsひつじさん」で、楽しく盛り上がる。そして、自転、逆回転を何度も繰り返して熱狂を生み出す「大和撫子サンライズ」をドロップ。みんなも何回も回転していた。一体感が増し、さらに会場の熱量が上昇。辻こはるも非常に楽しそうにパフォーマンスしていた。緊張はしていただろうが、先輩4人にしっかりとマッチしており、何よりその楽しげな姿に、どこか安心したファンも多いだろう。

FES☆TIVE、新メンバー・辻こはるを迎えた新体制お披露目ライブを開催Photo:ワタナベタイシ  画像 5/9
きっとこの5人で前に進んでいく気持ちの表れを感じた。次のMCで、辻に感想をメンバーから聞くと、「すっごい楽しいです!! 出る前は、めっちゃ緊張しまくって、『やばい』と思ったけど、みんなが楽しそうな顔とかしていたし、ステージが高いから、めちゃくちゃ後ろまで顔がしっかり見えて、めっちゃ嬉しい!」と率直な感想を話していた。これまで辻とのエピソードがたくさんあるそうなので、ぜひ今後そのエピソードが話されることをぜひ楽しみにしていて欲しい。MCを終えると、辻が「声出せますかー?」と煽ると、観客から大きな声が出された。

次は、FES☆TIVEの代表曲で、アイドルファンなら必ず一度は聴いたことのあるFES☆TIVEを象徴するナンバー「OIDEMASE!!〜極楽〜」へと展開。タイトルコールされてから、大きな歓喜の声が上がった。全員でステージ上を左右へ移動、回転。オーディエンスはそれに反応するように、同じ動きをする。FES☆TIVEの5人と大勢の観客がシンクロし、会場は熱狂の渦を生み出した。これまで何度も歌い続けているライブ名曲を、この日も、この新たな5人で、パワフルに歌い、踊る。それにしっかりと応えるファン。そんなお互いの関係がFES☆TIVEらしく素晴らしいし、グループのアイデンティティでもある。加えて、凄まじいパフォーマンス力。FES☆TIVEの力量をこの楽曲で見たし、何度も見たいと思える。それがFES☆TIVEの魅力。十分とそれを魅せて、この曲を終えた。チアダンス風の振り付けや野球などスポーツをイメージしたダンスが特徴のエールを送るナンバー「しゃかりきトップランナー!」で、さらに多幸感を上げていた。間奏中の定番となった、マラソン大会ではこの日、辻が宣言し、メンバーがステージ上を走る。この日の優勝は、高木ゆりあ。いつでもどこでも楽しいステージを見せるのがFES☆TIVEだ。続いて、日本のおもてなしがテーマで、サウンドもダンスも日本を意識した「ハレとケ!あっぱれ!ジャパニーズ!」を投下。日本から世界を目指すFES☆TIVEらしさ全開、メリハリのあるダンス。ステージ上をサークルで駆け回り、さらに盛り立てていた。拳を掲げ、この楽曲および本編の楽曲披露を終えた。

FES☆TIVE、新メンバー・辻こはるを迎えた新体制お披露目ライブを開催Photo:ワタナベタイシ  画像 6/9 FES☆TIVE、新メンバー・辻こはるを迎えた新体制お披露目ライブを開催Photo:ワタナベタイシ  画像 7/9

 

最後のMCにて、この新体制で行う全国ツアーの発表。こちらは新体制紹介ツアーを意味することになる。詳細は後日アナウンスされるので、ぜひチェックして欲しい。メンバーがステージを去ると、声出し可能ということから、アンコールという声が何度も会場に響き渡った。「人類!WE ARE ONENESS!」のイントロが流れ、ゆっくりとメンバーが再登場。人類 革命 希望など、壮大なテーマのこのポジティブチューンを、5人が一致団結して、一人一人の個性を輝かせながら披露していた。最後は、ライブ映えする大人気の楽曲「シダレヤナギ」で終了。最後の最後までファンは熱狂し、会場の熱量は最高潮に達して、心地の良い余韻を残したまま、新体制お披露目ライブは幕を閉じた。

FES☆TIVE、新メンバー・辻こはるを迎えた新体制お披露目ライブを開催Photo:ワタナベタイシ  画像 8/9

2ページ(全3ページ中)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
WWSチャンネルの人気記事をお届けします

関連記事