中盤ではシャッフルユニットによるハロプロ夏曲カバーも展開。事前の作戦会議で人 数の異なる 5 組のユニットが決定しており、まずはソロ担当の福田真琳が Berryz 工 房曲「恋の呪縛」でトップバッターをきった。さらに山岸理子&八木栞のデュエットは松 浦亜弥曲「Yeah!めっちゃホリディ」で会場をビタミンカラーに染め上げ。一旦全員編 成に戻ってスマイレージ曲「ドットビキニ」、インディーズ作品でカヴァーしている森高 千里曲「私がオバさんになっても」と開放感たっぷりなステラシアターでテンションを上 げていく。さらに「My Darling ~Do you love me?~」や、「サンバ!つばきジャネイロ」
でステージの雰囲気はすっかり夏一色。
シャッフルユニット後半ブロックでは、小野田紗栞&浅倉樹々の“さおきき”コンビがモーニング娘。(重ピンク、こはっピンク)曲「レインボーピンク」に挑戦。小野田のイメージカラーがピーチ、浅倉のイメージカラーがライトピンクというピンク揃いな2人であざと可愛い楽曲の個性を出し切った。新沼希空&秋山眞緒&豫風瑠乃のトリオはモーニング娘。曲「シャボン玉」でヘヴィなビートを全身で表現し、谷本安美&岸本ゆめの &小野瑞歩&河西結心のカルテットはこぶしファクトリー曲「GO TO THE TOP!!」とバラエティ豊かなラインナップに。
そして凛とした最新シングル曲「弱さじゃないよ、恋は」を経て、ここでライブ新曲「君と僕の絆」が披露。作詞・作曲:中島卓偉による現体制初のバラードで、前向きな歌詞と 加入時期に応じて分かれる振り付けが「つばきファクトリーを表しているみたいです」 と浅倉・八木が曲紹介する。
さらに、事前にその存在が明らかになっていたもう一つのライブ新曲「サマー・チャレンジャー」がここで披露。直前の振り付け練習で岸本・秋山が観客を煽っていきながら 「みなさん最高です!」「みんな超カワイイ!」と呼びかけ、イントロの振り付けから会 場全体がカラフルな一体感に包まれた。特別なテンションを共有したまま、後半戦は 「三回目のデート神話」「マサユメ」と攻めのナンバーを立て続けに披露。「断捨 ISM」まで一気に突っ走り本編を終えた。
アンコールではTシャツ姿で「今夜だけ浮かれたかった」を披露し、パワフルにライブを満喫しきるつばきファクトリーのメンバーたち。曲後にはそれぞれが感想を語った。
つばきファクトリー<つばきファクトリーの夏祭り 2022 ~灼熱~>(※提供写真) 画像 4/6
豫風瑠乃は「外でのライブは初めてで体力がもつか心配だったのですが、今めっちゃ楽しいのでここでライブができて本当によかったです!」、福田真琳は「皆さん身を焦がしていただけましたか?『弱さじゃないよ、恋は』から私の歌割り歌詞を引用させていただきました」、八木栞は山岸とのシャッフルユニットにふれ「ユニット曲を色っぽく頑張ろうとしてみました!」、河西結心は山梨県出身らしく「凱旋公演、まさかこんなに盛り上がっていただけるとは思ってなくて、来年も再来年もずっとずっとステラシアターでやりたいなと思います!」と言葉を弾ませた。
秋山眞緒は「皆さんがグッズのジャンボうちわを持っててくださって、人の顔が2倍あるように見えて圧倒されました!負けないようにパワーを上げていきました」、小野田紗栞は「ついに『レインボーピンク』の台詞が言えました! 数年前にやった時には台詞が一人で全部は言えなかったのですが、目標達成できました」とはしゃいだ姿をみせ、小野瑞歩は「あなたもあなたもあなたも、ここに来てくださった皆さんはつばきファクトリーを好きでいてくださるわけじゃないですか。皆さんと素敵な時間を過ごせて楽しかったです!」。