2022.04.01 公開
そして「約束の卵」を歌い、最後はメンバー全員で「みなさん今日は本当に、ありがとうございました!」と地声で伝え、ステージを降りた。
2016年のグループ結成から6年、そして「約束の卵」を歌い始めてから4年。東京ドーム公演は、グループが目指すべき目標だった。
2022年に入ってからも、オミクロン株の蔓延により三度開催が危ぶまれたが、直前になって客席制限が緩和。
波乱万丈だったグループの歴史にふさわしく、偶然にもコロナ禍で初のフルキャパシティでの東京ドーム公演を行なったアーティストとなった。
そして、グループの活動を総決算するだけではなく、アンコールでは新曲もサプライズ披露。
佐々木久美が語るように、「ここがまた新たな出発の場所」だと感じさせるような、アグレッシブな上昇志向がそこかしこに見える内容だった。
少しずつ階段をのぼってきたけやき坂46、そして日向坂46を応援してきたファンが一番見たかった〝未来〟を感じさせてくれたライブになったはずだ。
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