2022.01.05 公開
名古屋・栄を拠点に活動するSKE48のメンバー 荒井優希(23)が、4日、東京女子プロレス後楽園ホール大会に出場。第5試合で、現プリンセスタッグ王者・坂崎ユカ選手とシングルマッチで対戦した。
【写真】2022年初戦で坂崎床と対戦したSKE48 荒井優希(4枚)
昨年11月には辰巳リカ選手、12月は山下実優選手と、東京女子プロレス所属のトップ選手に挑んできた荒井。坂崎とは、タッグマッチで1回対戦したのみでの挑戦となった。
坂崎の攻めに苦しみながらも、得意技Finally(かかと落とし)などの足技で果敢に反撃を試むが、場外に出た坂崎を自ら追って場外戦に。柵やコーナーの鉄柱攻撃、エプロン上にブレーンバスターで叩きつけられてしまうなど防戦一方となる。
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それでもビッグブーツ連打でやり返すとスリーパーホールドに成功。
コーナーに登った坂崎をビッグブーツで止めてデッドリードライブで落とる。
カウンターの二段蹴りからサソリ固めを初公開すると会場からはどよめきと拍手が起きた。
大健闘するも2度目のFinallyは読まれてしまい、坂崎の鋭いエルボーからマジカルメリーゴーランドでぐるぐる回され、フォール負けとなった。
試合後、荒井の健闘を称えるように坂崎が笑顔で寄り添っていたのが印象的で、「あれはダイヤになる石ですね。今からもっともっと、プロレスラーとしてもめちゃくちゃ魅力のある選手になっていくんだろうなぁっていう実感が持てました」との言葉も。
荒井自身は、「自分でも無謀だろうって思うような試合が続いていて、しんどい部分もあるんですけど、きっとまた自分が強くなれる試合だったと思うのでありがたい」と感謝し、初めて披露したサソリ固めについては「これからもっといろんな技ができるように少しづつ幅を広げていきたい。2022年一つ新しいことができたのでよかった」と充実した笑顔を見せました。また昨年新人賞をいただき、「少し自信がつきましたし、自分にとっていいきっかけになりました」と話し、「2022年は新人賞をいただいたことに恥じないよう、新人賞の凄みを落とさないよう自分ももっと成長していけたらなと思っています」と新年の抱負を語った。
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