2021.12.21 公開
SKE48、『根も葉もRumor』×『UZA』のダンス対決で見せつけた新世代の「ダンスのSKE」の姿 <SKE48 新世代コンサート2021>

SKE48の若手のみで行われた「SKE48 新世代コンサート2021」 (C)2021 Zest,Inc.  画像 1/5

12月19日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48が、東京・中野サンプラザホールにて「SKE48 新世代コンサート2021」を開催した。本コンサートは、2016年11月にお披露目された8期生をはじめ、ドラフト3期生、9期生、10 期生が出演。若手メンバーのみによる大規模コンサートは今回が初となる。

ドラゴンエッグ×SKE48のコラボ発表。そして、10期研究生の全員昇格と11期生オーディションの開催決定など、嬉しいサプライズもあった今回のコンサート。冒頭では『overture』も一新され、登場の仕方を全員で悩んだというシーンは一人ずつスポットライトを浴びてキメ顔を披露。コンサートへの期待感を膨らませつつ、一曲目の『あの頃の君を見つけた』では、指の先まで揃ったしなやかな手の動きや、メリハリのついた手脚のキレが鋭いダンスなど、呼吸の合ったパフォーマンスに早くも魅了された。

そして、SKE48のライブに欠かせない熱量と、若手ならではの気迫に満ちたステージの空気感で行われたのが、対決形式のダンスパフォーマンスだった。出演メンバーを「カッコいい系」と「かわいい系」の4チームに分け、各48グループのシングル表題曲を交互に披露するという前半戦の見せ場のブロックだ。

SKE48、『根も葉もRumor』×『UZA』のダンス対決で見せつけた新世代の「ダンスのSKE」の姿 <SKE48 新世代コンサート2021>『根も葉もRumor』のダンスシーン (C)2021 Zest,Inc.  画像 2/5

10期生の林美澪と9期生の青海ひな乃をきっかけに、メンバー同士が対立するという流れで始まったダンス対決。伝統の寸劇の要素を取り入れながら、林、野村実代を中心とした赤チームはAKB48の『根も葉もRumor』を、青海、赤堀君江の青チームは『UZA』をそれぞれパフォーマンス。どちらもAKB48の最高難易度のダンスナンバーだけに、あまりの激しさから野村の履いていたブーツは靴底が取れかける程だった。

今回のダンス対決を行うにあたり、振り入れも十分に行われたのかと思えば、後のMCでは2週間前に2時間で形にしたことが明かされた。8期生の倉島杏実は振りの完成度を上げるために、「この2週間、YouTubeで『根も葉もRumor』をずっと見てました。どこのファンよりも見てた気がします」と振り返った。また、ダンスメンバーへの選抜入りが予想外だったというドラフト3期生の大谷悠妃は、踊れる数値を『1Rumor』と表し、「サビの脚を上げる振り付けが人よりも『2Rumor』足りなかった」と話し、直前まで調整して挑んだという。

SKE48、『根も葉もRumor』×『UZA』のダンス対決で見せつけた新世代の「ダンスのSKE」の姿 <SKE48 新世代コンサート2021>『UZA』のダンスシーン (C)2021 Zest,Inc.  画像 3/5

また、『UZA』に関してはカウントとは違うその場のノリで行う振り付けも存在したようで、ダブルセンターの一翼を務めた赤堀はレッスン中に驚愕したという。また、意外な人選でもあった10期生・石塚美月は「めっちゃ難しかったです。私どっちかって言うとかわいい選抜かなって思ってて・・・」と本人も驚いていた。先輩メンバーに負けじと『根も葉もRumor』を踊りきった10期生の西井美桜は、「やってみたくて家で踊ってたんですけど、思ってた何倍も難しくて。最終的には『4Rumor』できたかなって思います」と自身を評価した。10期生にとってもレッスン期間中は『PARTYが始まるよ』から脈々と受け継がれてきた『ダンスのSKE』精神に触れる期間だったことだろう。

SKE48、『根も葉もRumor』×『UZA』のダンス対決で見せつけた新世代の「ダンスのSKE」の姿 <SKE48 新世代コンサート2021>『12秒』のパフォーマンスより (C)2021 Zest,Inc.  画像 4/5 SKE48、『根も葉もRumor』×『UZA』のダンス対決で見せつけた新世代の「ダンスのSKE」の姿 <SKE48 新世代コンサート2021>『らしくない』のパフォーマンスより (C)2021 Zest,Inc.  画像 5/5

続く「かわいい系」チームではHKT48の『12秒』、NMB48の『らしくない』をそれぞれ披露。ダンスチームとは違った可愛さを全面に出しつつも、切れ味のあるパフォーマンスは姉妹グループの曲であっても妥協を感じさせない。
また、熊本県出身の8期生・井上瑠夏が歌う『12秒』では、井上が「第2回ドラフト会議」でもしもHKT48に指名されていたら?、大阪府出身の8期生・仲村和泉が歌う『らしくない』では、仲村がNMB48 5期生として活躍していたら?、という2人の「もしも」あったかもしれないストーリーを体感させてくれるステージでもあった。

最後に、対立し合っていたメンバーたちは互いに分かり合い、一緒にバラード調にアレンジされた『SKE48』を歌うという流れでパフォーマンス対決は終了した。


SKE48であって、だけどこれまでとは違う片鱗を見せてくれた今回の「新世代コンサート」。コンサートの最後に野村が宣言した「これからのSKE48は私たちに任せてください。私たちがいる限り、SKE48は永久不滅です!」の言葉には拍手を送らずにはいられなかった。今後も期別や派生ユニットでの活動も積極的になっていくと思われ、着実に変化していくグループの姿をこれからも見守り続けていきたいと思わせてくれるコンサートだった。

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