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そして笠原の希望による竹内・佐々木・上國料・笠原・川村という年長組でのダンスコーナーへ突入する。蠱惑的なサウンドにのせてキレのあるダンスをみせ、ラスト1小節は笠原ソロで華をもたせた。「(このメンバーでのダンスを)実現できてとっても嬉しいです!」と語った笠原の紹介で、続いては伊勢・橋迫・川名・為永・松本の年少メンバー5人がピンクのジャケットを羽織り、会場のクラップも交えて「ぁまのじゃく」 「新・日本のすすめ!」を和やかに披露する。
そこから笠原が(リリース当時グループの最年少として)メインの見せ場を担ってきた ナンバー「魔女っ子メグちゃん」とかわいさ全開。続く「マナーモード」でクールに決め、 「Uraha=Lover」で切ない表情も見せ......とリリース順に広がってきた表現の幅を感じ させるセットリストが続いた。
「交差点」では、中央ステージに10本のスタンドマイクが登場。芯に立てられた1本のマイクの側に笠原が立ち、周囲に円状に立てられた9本のマイクの前にそれぞれ立った9人の歌う姿を中央から時計回りにしっかり1人ずつ見つめていく。最年少の松本わかなが歌いだしを担当し、続いてマイクを取った竹内が感極まって声を詰まらせるシーンも。アンジュルムのメンバー卒業公演を何度も印象的に飾ってきたこの曲で、メンバーの涙とともに歌声が空いた部分を会場全体から湧くクラップが温かく埋めた。
年長メンバーが特に涙もろくなっているところで、サブリーダーの川村が「後半戦にな ってきました。観客席の皆さん、最後までアンジュルムをたっぷり楽しんでください!」 としっかり支える。そこからすぐさま「泣けないぜ・・・共感詐欺」でアグレッシブに繋げてしまうコントラストの強さに、アンジュルムのアイドルとしての芯の強さ、心意気がはっきり打ち出されていた。「タデ食う虫も Like it!」から最新シングル曲「はっきりしようぜ」 そして「ドンデンガエシ」と熱量たっぷりに届けたあと、ライブ本編は鉄板ナンバー「46億年 LOVE」で締めくくられた。
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アンコールでは黒い衣装で登場した笠原がソロで「地球は今日も愛を育む」を披露した。同曲を選んだ理由としては、“自分とアンジュルム、自分とファンの皆さんの繋がりに(歌詞が)自分の中でリンクするから”とのこと。さらにMCでは笠原からの手紙が読み上げられ、加入時から現在までの思いと未来への思い、感謝の念が伝えられた。