荒井は、辰巳リカ、らくとのトリオで愛野ユキ&小橋マリカ&猫はるな組と対戦。
序盤、荒井は相手チームに捕まりましたが、小橋をボディースラムで叩きつけピンチを自力で切り抜ける。この勢いにらくも躍動。荒井が愛野にフルネルソンバスター、辰巳が猫にドラゴンバックブリーカーを同時に決める場面もあり、最後は辰巳が猫にツイスト・オブ・フェイトを決めて勝利を収めた。
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試合後、マイクを取った辰巳は荒井に「8月の後楽園でシングルマッチやる予定が流れた。ものすごい楽しみにしていたから11・25後楽園でやりませんか?」と呼びかけ、これに荒井も「私も楽しみにしていたんです。こちらこそよろしくお願いします!」と応じて、ガッチリと握手を交わしました。しかし、直後に辰巳から荒井に張り手が見舞われ、「容赦なくいくから覚悟してて!」と気合を入れられました。
終了後会見で辰巳は「気合を入れて後楽園をもっともっと激しく盛り上げたいなと思ったので、ついつい出ちゃいました。私なりのエールと受け取ってもらえたかなと思います」と笑い、荒井について「キラキラしたスター性だけじゃなくて、根性もあっていい選手だなと感じてるので、1対1でどんな感じになるのか楽しみです」と対戦に期待を寄せた。
荒井は「初めて人にビンタされたので(笑)、かなりびっくりしたんですけど」ととまどいながら、「リカさんのことなので、いい意味で頑張れよみたいな感じだととらえて、勝手に気合が入ってます。シングルマッチは久しぶりなので、自分のできることを全部出せたらベストだし、できることを増やしていきたい。(リカさんは)脚を結構攻めるじゃないですか。私、結構脚を使った技が多いので、なるだけ食らわないよう頑張りたいです」と抱負を語った。
また、「京都で初めて東京女子プロレスが試合をするということで。私の地元なので、プロレスで地元に帰れるというのは本当に嬉しいです。関西の方で観に来られなかった方も多いので、そういう方にもカッコイイ姿を見せられるように、京都でも力いっぱい試合して、そのあとの後楽園でもっとぶつけたいと思います」と力を込めた。
会場では新年1月4日、8日、9日の大会への荒井の出場も発表されました。次戦11月13日は、出身地京都での大会に出場、11月25日後楽園ホールでは辰巳選手とのシングルマッチに挑む。