4名で声を揃えて挨拶をすると、好きな花と花言葉を披露することに。
八木栞は好きな花にカランコエを挙げ、幸福を告げるという花言葉を発表。福田は、スノーフレークで、花言葉は皆をひきつける力。豫風は好きな花にガーベラ、花言葉は常に前進。河西はコスモス、花言葉は乙女の恋心と話し、4名の個性を表すMCを展開した。
そのまま新メンバー4名は、2017年のメジャーデビューシングル『うるわしのカメリア』を披露。それぞれがその高い歌唱力を評価されている彼女たちは、個々のパートでの歌唱力はもちろん、新メンバーのみとは思えない、声の厚み、安定感のあるユニゾンを見せた。
その後、淡いピンクと白を基調にした衣装に身を包んだオリジナルメンバーが登場すると、12名で『愛は今、愛を求めてる』へ。突き抜ける歌声が武道館に響き渡ると、コミカルでキュートな楽曲『恋のUFOキャッチャー』をオリジナルメンバーで披露。曲のストーリーが進むに連れ、コロコロと変わるメンバーの表情がなんとも楽しい。美しいメロディー、美しいダンスから始まった『光のカーテン』では、美しいファルセットが随所に散りばめられる。歌唱で魅せられるのもつばきファクトリーの強さの一つだろう。
その後のMCでは、今回の武道館公演に向けて取り組んだことをメンバーが発表。小野は「自分だけを見ずに、皆のいいところをいっぱい吸収しようと頑張った」、秋山は「自分でお味噌汁を作って毎朝食べ、体調管理をした」、岸本ゆめのは「ジムに通い、可愛い衣装を着こなすために頑張った」と、各々がこの日を最高のコンディションで迎えるためにしてきたことを発表。最後に新沼希空は「顔のパックを朝晩2回して美意識を高めました!」と彼女らしいトークを披露した。その後8人が新メンバーをステージに呼ぶと、この日17歳の誕生日を迎えた福田をメンバーでお祝い。福田は「こんなにたくさんの方々と過ごせた誕生日は初めてで嬉しいです」と笑顔を見せた。
その後、11/17発売シングルから『約束・連絡・記念日』へ。オリジナルメンバーと新メンバーが入れ混じるパート割では、12人の歌声が溶け合い、相乗効果を生み出す。続けざまに『断捨ISM』、『表面張力~Surface Tension~』をドロップすると、会場のボルテージも最高潮に。そして、本編最後を飾ったのは『足りないもの埋めてゆく旅』。温かさと優しさが詰まったこの楽曲では、メンバーのここまでの軌跡を懐かしむ表情、これからの道のりに目を輝かせる表情をふんだんに見ることができた。
観客から手拍子のアンコールを受けステージに登場したのは、花柄のワンピース衣装を纏った面々。11/17発売シングルからは、この日最後の披露楽曲である『涙のヒロイン降板劇』をドロップ!これまで数々の"涙のヒロイン"を歌ってきてたつばきファクトリーが歌うからこそ、ファンに響く楽曲だ。12人体制となり初めてPVが公開されたこの楽曲に、新たなつばきファクトリーの覚悟を感じたファンも多いだろう。
その後は12名それぞれが今日の公演を受けて挨拶へ。
豫風は「初めての武道館で緊張しましたが、皆さんと最高の思い出を作ることができました」と、この日を振り返る。
福田は「とても緊張しましたが、本当に楽しくて最高の誕生日になりました。応援してくれる皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と挨拶。
