2021.10.11 公開
=LOVE・≠ME、雨の中の野外合同フェスを開催 第3のグループ始動も発表

「イコノイフェス2021」夜の部の様子 (C)YOANI  画像 1/11

2021年9月に「幕張メッセ イベントホール」にて4周年コンサートを成功に収めた、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・=LOVE(イコールラブ)と、グループ初の全国ツアー「≠ME 1st Tour 〜やっぱり、恋をした〜」を開催中の姉妹グループ・≠ME(ノットイコールミー)が、10/9(土)「富士急ハイランド・コニファーフォレスト」にて野外合同フェス「イコノイフェス 2021」を開催した。

当フェスでは、新型コロナウィルス感染予防対策を徹底し、来場者の検温&アルコール消毒、マスク着用を義務化し、昼公演・夜公演ともに各5,000人の観客を収容し2回公演で開催された。「昼公演」と「夜公演」とで、披露楽曲や演出、衣装も大幅に変更し、=LOVE、≠MEそれぞれのグループでの楽曲披露はもちろん、2組合同での歌唱、この日限りの選抜メンバーによるパフォーマンスなど、合同フェスならではのプレミアムなライブとなった。同時に有料生配信も実施され、メンバーは会場の観客とカメラの向こうの視聴者に向かって熱いパフォーマンスを繰り広げた。

当記事では夜公演の模様をレポートする。

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ライブオープニングの「Overture」がかかると、=LOVEと≠MEの両メンバーがこの日初披露の新衣姿でステージに登場。2組合同での『Oh!Darling』(=LOVE)からライブがスタート。ステージ上に総勢23名が一堂に会し、迫力あるパフォーマンスを披露し、会場はオープニングから当フェスを待ちわびたファンの熱気で包まれた。照明効果でシャボン玉がキラキラと舞う、幻想的なセンターステージで『アイカツハッピーエンド』(=LOVE)を披露後、『「君の音だったんだ」』(≠ME)、『クルクルかき氷』(≠ME)では花道、会場後ろに設置されたバックステージ、さらにはトロッコに乗ったメンバーが客席内を移動するなど、会場360°を最大限に使ったパフォーマンスで観客との距離を一気に縮めた。

=LOVEリーダー山本杏奈は「今回のフェスはイコノイ史上最大規模のイベント。ペンライトがすごくきれいで、みなさんライブに参加していただき本当にありがとうございます!」、≠MEの谷崎早耶は「私は2日前に誕生日を迎え22歳になったんです。22歳になって初めてのライブが今日のイコノイフェス。なんて豪華なんだろうと感激しています。皆さんに本当に感謝です!」とそれぞれが今日のフェス開催を迎えられた喜びとファンへの感謝の気持ちを熱く語った。

その後、本日限りの2グループからの選抜メンバーで『届いてLOVE YOU♡』(=LOVE)<メンバー: 大谷映美里・音嶋莉沙・齊藤なぎさ・髙松瞳 (=LOVE) / 尾木波菜・鈴木瞳美・谷崎早耶 (≠ME)>、続いて『薄明光線』(≠ME)<メンバー: 蟹沢萌子・櫻井もも・冨田菜々風 (≠ME) / 佐々木舞香・野口衣織・諸橋沙夏 (=LOVE)>をクールでスタイリッシュに歌いあげた。「こういったスペシャルユニットでのパフォーマンスは、フェスならでは。皆さん楽しんできただけましたか?」との佐々木舞香(=LOVE)の問いかけに、会場は興奮をペンライトを振って応えた。

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続いての≠MEライブパートでは、人気曲『「君と僕の歌」』、『君はこの夏、恋をする』を、=LOVEライブパートでは、野外フェスにはぴったりの夏の季節感あふれるラブソング『ウィークエンドシトロン』をポップに歌い上げ、立て続けに『Want you!Want you!』を披露した。小雨が降りだす中でのパフォーマンスとなったが、雨にも負けず姉妹グループそれぞれが個性あふれる熱いステージングとなった。
中盤に入ると、≠MEは11/10(水)に発売される2ndシングル『まほろばアスタリスク』を360°客席を見渡せるセンターステージにて堂々と披露。合わせて、2ndシングルに収録のC/W曲『ワタシアクセント(センター: 永田詩央里)』をこの日初お披露目。初々しさの中にも、迫力ある歌声、洗練されたダンスパフォーマンスで、存在感を十分にアピールした。


ライブも後半に差し掛かると再び=LOVEのライブパートに。『CAMEO』では、勢いよくパイロが吹き上がるなか、魅惑的なダンスでオーディエンスを魅了し、『祝祭』では、西洋を思わせる妖艶なパフォーマンスで会場を更に盛り上げた。

終盤では、改めて2グループ合同でハードなロック曲『いらない ツインテール』(=LOVE)を直情的にパフォーマンスし、=LOVEの人気曲『「君と私の歌」』(=LOVE)、『青春″サブリミナル″』(=LOVE)と立て続けに披露。2組の息の合った迫力あるダンスパフォーマンスも相まって、会場はこの日一番の大きな拍手で包まれた。ラストの『夏祭り恋慕う』(=LOVE)では、ステージ前方の吹き出し花火に加え、ステージ後方の夜空には、大掛かりな打ち上げ花火が何発も打ち上げられ、会場は『夏祭り』一色に染まる中、本編は終了した。

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興奮冷めやらぬアンコールの拍手の中、Tシャツとスカート姿で再度2組のメンバーがステージに登場。『秘密インシデント』(≠ME)で、メインステージとバックステージをフリーで行き来し、メンバーひとりひとりが、会場に詰め掛けたお客さん一人一人に丁寧に手を振り、心からの感謝の想いを伝えた。その後、ステージ上のモニターにて緊急告知映像が放映され、「=LOVE、≠MEにつづく、指原莉乃プロデュースによる、第3のグループが始動」することが大サプライズ発表された。
山本(=LOVE)は、「=LOVE、≠MEにつづく、指原莉乃さんプロデュースによる第3のグループの誕生が発表されました。これでいよいよノイミーちゃんもお姉ちゃんになるのね。」と新グループ誕生に期待を膨らませた。
また、=LOVEの齊藤なぎさは「3回目の合同ライブということで、こうやって無事に開催できてうれしいです。会場に来てくれた皆さん、配信を見てくれた皆さんも本当にありがとうございます!私は今日この景色を見ることが出来て、皆さんがそばで支えてくれていることが本当に本当にうれしいです。ずっとずっとみなさんのそばにいさせてください。」とフェスを完走できた感激の涙で、声を詰まらせながら精一杯の気持ちを伝えた。アンコールラストの『自分賛歌』(≠ME)でハートフルな雰囲気の中、「夜公演」は終了した。

≠MEの尾木波菜は「本当に23人が大好きで、新しいグループが増えるのもうれしいです。もう泣かないって決めたのに、また泣いてしまっています。これからも皆さん応援よろしくお願いします」と23名を代表して、改めて来場者、配信ライブ視聴者への感謝の言葉で公演最後を締めくくった。

あいにく雨が降り続く中での公演であったが、この日しか見られない2組合同でのパフォーマンス、そして来場したファンは声を出しての声援が出来ない中、ペンライトを振りかざし、ステージ上と客席とが常に一体となる空間は、=LOVEと≠MEそしてファンの皆と作り上げた野外合同フェスならではの感動的な公演だった。

なお、「指原莉乃プロデュースによる第3のグループ」は、10/15(金)から募集も開始するとのこと。

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