7月8日(木)、「UNIDOL2021 Summer 関東予選2日目」が東京・新宿ReNYにて開催された。「UNIDOL(大学対抗女子大生アイドルコピーダンスコンテスト)」(以後UNIDOL)の夏大会は、6月21日(月)に関東予選1日目が開催され、全国4か所での地方予選を経て、関東予選2日目が行われた。

アップアップガールズ(仮) Photo by KV Photo by KV  画像 2/7

全チームのパフォーマンスが終了したあとには、UNIDOL恒例であるスペシャルゲストが登場。『アスリート系アイドル』として名を馳せ、2021年より新体制として活動し始めたアップアップガールズ(仮)が会場を盛り上げた。「宣戦 Brand New World！」や「一歩目のYES！」など、今月末に発売される新曲を中心にパフォーマンスを行った。これらの曲は2021年1月1日より、新体制としてメンバーが大きく変わったなかでのリスタートを願い、見ている人のことも元気付けられる明るい曲となっている。

成城彼女 Photo by KV  画像 3/7成城彼女  画像 4/7

今回の関東予選2日目では上位4チームが決勝に駒を進めた。
1位に輝いたのは、20人という大人数ながら見事パフォーマンスを磨き上げ、念願の決勝進出1位突破となった「成城彼女」(成城大学)だ。前回大会では決勝進出がかなわず辛酸をなめたものの、より洗練されたステージを作り上げ、見事に1位に選出された。
終演後の取材では「予選1位通過が夢みたいでまだ信じられない。目指していたことなのでやっと叶ったという思いが強い。でも、ここまで来たからには優勝する。」と決勝への意気込みを語った。

ももキュン☆ Photo by KV  画像 5/7
そして、2位には「ももキュン☆」(早稲田大学)が入賞した。明るく、はじけるセットリストをみごとにチームカラーに染め上げるパフォーマンスには多くの人が引き込まれた。結果発表時には、コメントとして2位入賞を喜びつつも、涙声で悔しさを語り決勝戦への決意を新たにした。

kimowota☆7 Photo by KV  画像 6/7
3位に入賞した「kimowota☆7」(法政大学)は6人とは思えないパワフルなステージを披露した。名前が呼ばれた時には涙ながらに喜びを語り、眩しい笑顔でフォトセッションに応じた。

UNGRID Photo by KV  画像 7/7

4位となった「UNGRID」(慶應義塾大学)は、激しいダンスナンバーを盛り込んだ攻めたセットリストで予選に臨んだ。今大会では2年生を中心にメンバーを編成。試行錯誤しながら見事決勝進出権を獲得した。

なお、決勝戦および敗者復活戦は8月31日(火)に東京・USEN STUDIO COASTにて開催。

《UNIDOL2021 Summer 関東予選2日目 結果》
1位 成城彼女/成城大学
2位 ももキュン☆/早稲田大学
3位 kimowota☆7/法政大学
4位 UNGRID/慶應義塾大学

【UNIDOLとは】
「UNIDOL(ユニドル)」とは年に2回、夏と冬に開催され、アイドル好きや大学生を熱狂させる、大学対抗女子大生アイドルコピーダンスコンテストのことである。慶應義塾大学・早稲田大学をはじめとした全国の大学サークルが出場しており、学生団体主体のイベントとしては日本最大級を誇る。コロナ禍以前の年間総動員数は2.3万人を超えた。昨年からは新型コロナウイルスの影響で会場の観客は減らしつつも、オンライン配信を取り入れるなど、新しい時代に合わせた方法で大会を開催している。
UNIDOLにおける特色のひとつはアイドルオタクが”沸ける”という点である。各チームは持ち時間の中、多種多様なアイドルの、様々な楽曲を用いてセットリストを作成するため、1日で多くのアイドル楽曲を楽しめるイベントとして注目を集めている。