カミングフレーバー 前列左からHINANO(青)、MIYO(赤) 後列左からENA(橙)、KIMIE(黒)、MIZUKI(水色)、YU-KI(黄)、AIRI(紫) (C)2021 Zest,Inc. 画像 1/8
6月29日(火)、アイドルユニット・カミングフレーバー(通称:カミフレ)が、1stミニアルバム「かみふれ!」の発売を記念した初のツアー「カミングフレーバー 2021 Tour かみふれ!」の初日公演を東京・新宿BLAZEにて開催した。
【写真】カミングフレーバー、初の有観客ライブにメンバー歓喜(8枚)
カミングフレーバー2021 Tour 「かみふれ!」より (C)2021 Zest,Inc. 画像 2/8
カミングフレーバー2021 Tour 「かみふれ!」より (C)2021 Zest,Inc. 画像 3/8
これまでカミングフレーバーは2020年8月に初の単独ライブをオンラインで開催し、今回が初の有観客公演となった。ツアーのために新たに用意された『overture』で開幕したツアーはアルバムに収録されているLINDBERGのカバー曲『今すぐKiss Me』からスタート。HINANOの「カミフレ行くぞ!」の煽りに合わせて会場を訪れたファンのサイリウムも大きく揺れる。
MCではリーダーのMIYOは「お客さんがいるよー!」と歓喜し、その笑顔に大きな拍手が会場を包み込んだ。HINANOも「さっき裏でみんな『ヤバイ、ヤバイ!』ってみんな下向いてたんですよ。でも、ステージに立ったときにファンのみなさん見たらね、止まんない、止まんない!」と声を弾ませた。また初めての有観客公演についてMIYOは、「自分の衣装と一緒のカラーを振ってくれている景色を初めて見たので、赤(MIYOのイメージカラー)を見つけるのが超楽しい!」と喜んだ。MIZUKIも「7人いるからそれぞれの色があって綺麗」と目前の光景を虹に例えた。カミングフレーバー2021 Tour 「かみふれ!」より (C)2021 Zest,Inc. 画像 4/8
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水分補給を忘れてしまいそうになるほどの喜びに包まれたメンバーたち。ここからのブロックではカミングフレーバー のオリジナル楽曲を立て続けに披露。メンバー全員が作詞に挑戦した『We are カミフレ!!!!!!!』では、7人の個性をメンバー目線でつづった歌詞で紹介。耳に残るリズムとワードセンスに「もっと聴きたい!」とカミフレの世界観に惹き込まれる。
歌詞ではメンバーそれぞれの担当が歌われているが、後のMCで「いきり隠キャ担当」のKIMIEは「いい感じの歌詞になってるんですけど、最初は悪口がびっしり書いてた!」とコメント。歌詞を考えたHINANO「仲がいいからこそ口悪いし、イキってるし、病みがちなんだけど、そこをプロの方に綺麗にまとめていただきながら、みんなで(意見を出し合って)考えました」と制作過程を明かし、「でも実は本当に優しくて憎めないところもあって、歌詞通りなんです。私たちだからこそ分かるKIMIEちゃんが歌詞になっています」と続けた。他にも「時差担当」のMIZUKIや、「内臓担当」のENAについて歌詞の秘密が明かされたが、残りのメンバーについては今後のツアーの中で紹介されるとのこと。
ライブは終盤を迎え、『君のいない世界』、『TRUTH』、『おいてけぼり』の3曲をしっとりと歌い上げるメンバーたち。ライブ前半のたたみかける熱量がこもったパフォーマンスとはうって変わり、歌詞を聞かせる楽曲の数々でこの2年の成長を感じさせた。
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最後の楽曲を前にMIYOは、ツアー初日を無事に開催できたことへの感謝と共に、「私たちは持ち曲が1曲しかないのに、いろんなアイドルの方が出演される対バンライブに出演したりとか、本当に破天荒なアイドルだと思います。だからこそ、その経験があるからこそ、自分たちの曲をいただけるありがたみを、当たり前じゃないんだということをすごく実感しています。今回の1stミニアルバムに収録されている楽曲たちと、今まで私たちが歌ってきた楽曲をこれからも大切にして、ずっとファンのみなさんに私たちのパフォーマンスを愛し続けていただけるように頑張りたいと思います。でも、何かを続けたり思い続けることは結構難しいことだなって思います。ですが私たちは自信を持ってみなさんのことをパフォーマンスで魅了していきたいと思っているので、みなさんも私たちカミングフレーバーを自信を持って応援してくださると嬉しいです。よろしくお願いします」とあいさつと共に、今後の活動に向けた決意を語った。