2021.06.27 公開
SKE48 野島樺乃「夢は叶えられる」、最後の劇場公演で伝えた想い

劇場ロビーに飾られた壁写真を外す野島樺乃 (C)2021 Zest,Inc.  画像 1/4

最後の挨拶で野島は、涙ぐみながらこれまでのことを振り返り、ファンやスタッフ、関係者、家族への感謝の気持ちを伝えた。そして、「本当に最後に、大好きなチームSのみんなと1曲歌わせてください」と、自身が研究生の時の公演曲で思い出深い卒業ソング「桜の花びらたち」で最後の劇場公演を締めくくった。「約6年間、私は皆さんに恩返しできていましたか?一緒に夢を見続けることを諦めないでいてくれて本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします」と野島は劇場を後にした。


野島樺乃・コメント(概要)】
SKE48に入って約6年間、今の野島樺乃を見ると、「歌唱力の子だよね」とありがたいことに言ってくださる方が多いのかなと思います。じゃあ、歌唱力の前はなにをしてた子なんだろうと振り返ってみると、入った当初は無駄なプライドとかもっていたり、生意気にも「選抜に入りたい」と言っていて、その夢を早く叶えたいという焦りから、自分らしさを失ってファンの方々とうまくコミュニケーションがとれていなかったなと今では思います。でもファンの方々はすごく優しくて、そんな時もいつも一緒にいてくれて、「樺乃ちゃんならできるよ」と言ってくださいました。私以上に喜んでくれたり、悲しんでくれたりするファンの方に出会えたことは、SKE48に入って一番の宝物だと思っています。本当にみつけてくれてありがとうございます。

7月から違うグループでアーティストとしてデビューするんですけど、楽しみだし期待と夢でワクワクしているのもあるけど、正直チームSのみんなに会えなくなるのが悲しくて。友達だから寂しいとかじゃなくて、自分の弱いところを見せても支えてきてくれた仲間なので、振り返ってみるとその仲間に頼ってきた部分がたくさんあります。その仲間が心にはいるけど近くに感じられないのはすごく寂しいなと思っています。

そして、感謝したいなと思うことがあって、マネージャーさんやお仕事の関係者の方、衣装さん、メイクさん、劇場のスタッフさん、いつも私のことを輝かせてくださって、本当にありがとうございます。今日ここに来られてないんですが、この場をお借りして家族に対して(も感謝したいと思います)。私がSKE48に入ることは、心配されていて。でも私がSKE48の活動を通して目に見える結果を出してきて、今ではみんなが応援してくれています。ずっとずっと家族は私を一番心配してくれる人たちであり、理解者でもあります。約6年間のSKE48生活を家族に支えられました。みんなありがとうございます。

7月からはゼスト所属の「&(アンド)」というヴォーカルグループでデビューさせていただきます。SKE48で6年間培ってきたがむしゃらさと熱さは、&に引き継いでいきたいなと私は思っています。SKE48を卒業して&に行くという道を選んだので、成功してビッグにならないとと思っています。私が背中で「どんどん夢は叶えられるよ」と示せる人になりたいので、大きくなって名古屋に帰ってこられるよう一生懸命頑張ります。なので皆さん、ずっとずっと末永く応援してくださると嬉しいです。いつも大好きって言ってくれてありがとう。樺乃も大好きです。本当にありがとうございます。

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