名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48の野島樺乃が26日、SKE48劇場で卒業公演を開催した。
野島は、2015年に7期生としてSKE48に加入し、同年にチームSに昇格。2019年に開催された『AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』で優勝後、SKE48 25thシングル「FRUSTRATION」で初めて選抜メンバーに選ばれ、以降グループの中心メンバーとして活動してきた。
前列左から 上村亜柚香、野島樺乃、杉山愛佳
中列左から 北川愛乃、山内鈴蘭、都築里佳、松本慈子
後列左から 荒野姫楓、石黒友月、坂本真凛、仲村和泉、井上瑠夏
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最終公演となったチームS「重ねた足跡」公演は「Gonna Jump」からスタート。公演ごとに毎回センターが変わるこの曲は、もちろん野島がセンターを務める。「手をつなぎながら」、「Innocence」、「強がり時計」と続けてパフォーマンス後の自己紹介では、“最後のキャッチフレーズ”としてお馴染みの「テンションMAX」ポーズを決めた。最前列の客席に掲げられた「かのちゃん大好き 卒業おめでとう ずっと一緒だよ!!」というメッセージを目にした野島は、「感動して1曲目から涙が出ないよう目を細めて踊っていました」と告白。同期の杉山愛佳からは、約6年前の昇格発表の時の野島の対応をずっと根にもっていたと暴露されて苦笑する場面もあり、和やかに公演は進んでいく。
ダンス曲メドレーで6曲を続けてパフォーマンスすると、「何回やっても何年経ってもキツさは変わらなくて最高!」と満足気な笑顔を見せた野島。後輩の9期生・荒野姫楓からのお願いで、「花占い」のワンフレーズをアカペラで披露したり、8期生・北川愛乃からは「もうあまりする機会もなくなると思うので」と萌えゼリフをリクエストされ、キュートな姿を見せると、客席からは大きな拍手が送られた。「オキドキ」、「パレオはエメラルド」、「不器用太陽」とSKE48の代表曲で本編を終えると、アンコールでは事前に録音されたファンからの「樺乃ちゃん」コールと大きな拍手が会場中に響きわたった。
ディスプレイの前で微笑む野島樺乃 (C)2021 Zest,Inc. 画像 3/4
野島樺乃 (C)2021 Zest,Inc. 画像 4/4
公演曲「僕は知っている」の後、Wアンコールでは純白の衣装の「微笑みのポジティブシンキング」で登場。普段あまり泣かないという、ほぼ同期のドラフト2期生・上村亜柚香や、8期生・石黒友月の目にも涙が光る。『AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』の優勝をきっかけに贈られた大切なソロ曲「夢の在処へ」を野島が卒業ドレスで披露すると、いよいよ卒業セレモニーに。母親からの手紙に続けて、自身の手紙をチームSリーダーで野島と仲の良かった松本慈子が朗読した。