前回から約半年ぶりとなるこの配信ライブでは、開催告知時にMVのショートver.が発表された新曲「The Days 〜新たなる旅立ち~」をはじめ、2020年度さくら学院でのパフォーマンスは初となる楽曲群が披露され、閉校まで3ヶ月を切ったさくら学院のラストスパートを感じさせる力強さと、今年度らしさの新鮮味あふれるステージとなった。
【写真】10th Anniversaryライブを開催したさくら学院(10枚)
「みなさん、盛り上がる準備はOKですか?最後までお楽しみください!」と元気な声で開演前の影アナを務めたのは、田中美空、八木美樹の“みくみき”コンビ。虹色のグラデーションに彩られたライブタイトルロゴをバックにチャイムが鳴り終わると、暗転の中スポットライトを浴びた担任先生役の森ハヤシの姿が。神妙な面持ちで「それでは出席を取ります」と告げると、「目指せ!スーパーレディー -2020年度-」の軽快なホーンセクションが印象的なイントロでスタート。
ステージ袖からさくら学院の校章が描かれたキューブを持って勢いよく登場したさくら学院の生徒達に押し出されるようにセンターから後方へ追いやられながらも、「10年間の汗と涙と伝統をこの曲に詰め込んだ。届けますよ!これがさくら学院の集大成だ!」とメンバーにバトンを渡した。いつも以上にテンション高めの森先生。それもそのはず。「目指せ!スーパーレディー -2020年度-」は本公演が初披露だった。一人ひとりのキャラクターを盛り込んだニューバージョンの歌詞とパフォーマンス、ラストの「私たち成長期限定ユニット、さくら学院です!」で森先生込みの決めポーズ、さらにさくら学院の校歌とも言える「School days」と続き、王道の心躍る展開に観ているこちらのテンションも上がった。
最初のMCでも自己紹介の後、初披露したばかりの「目指せ!スーパーレディー -2020年度-」のおすすめポイントについて語るメンバー。間奏で名前を呼ばれた後の“一言”について、5年間変わらずずっと「ワン!」と言い続けてきたという田中の話から、それぞれの“一言”を改めて披露することに。田中とは真逆で八木は5年間毎回変えてきたという。同じ2017年度転入組の2人が正反対のことを5年間貫いていたなんて興味深い。「Hello!IVY」で元気にフラッグを振った後、「もっともっと盛り上がりましょう!」と歯切れのいいモータウンビートをベースにした「Song for smiling」と、今年度のメンバーでパフォーマンスするのは今回が初となる「Capsule Scope」と、キャッチーなナンバーを披露。
MCを挟んだ後、「チャイム」を笑顔いっぱいに聴かせ、「アニマリズム」では動物の生態を盛り込んだユニークなパフォーマンスで魅せた。思い思いの動物のポーズでゆらゆらと揺れるエンディングも印象的なのだが、八木に「妙なポーズで気になる」と言われたのは野中ここな。腰を床につけて揺れるポーズは“なまけもの”だと判明。他にも八木は“ヤギ”、木村咲愛は“リス”、野崎結愛は“コアラ”だと明かした。
さくら学院(※提供写真) 画像 2/10
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