ここで、もう一人今回が初の実力診断となる石山咲良がJuice=Juice「Magic of Love」を披露。楽曲の難しさをひとつひとつクリアしながらフレッシュさも感じさせた。実力診断のラストは豫風瑠乃による Juice=Juice「この世界は捨てたもんじゃない」。何度も厳選したというドレスに優しい歌声を活かし、高低レンジの広い曲を感情表現も含め繊細な部分まで表現してみせた。元曲を歌っていた宮本佳林も“嬉しかった!”と称賛の声を贈った。
15 分の投票タイムの後には、結果が気になりつつもパフォーマンスブロックへ。今年は審査員として参加した宮本佳林がステージにも立ち、ソロ曲「若者ブランド」「どうして僕らにはやる気がないのか」で先輩の貫禄ともいえるステージを見せつけた。直後 には新グループ加入が既に決定しているハロプロ研修生ユニットの 4 人が登場し、おなじみ「ミステイク」をパフォーマンス。それぞれの実力診断テストの思い出をトークで 振り返った後にはカバー2 曲を連続披露して会場を明るく染め上げた。
ハロプロ研修生が研修生のステージ衣装に着替え、5曲をノンストップで披露。パフォーマンス後にはいよいよ集計結果が発表された。ハイレベルだった実力診断テストの内容を反映し、今年は3位までの獲得票数を公開。3位には“元気にしてくれましたで賞”を獲得した北原ももの名前が発表された。さらに2位と1位の票数が伯仲したことから今年は急遽「準ベストパフォーマンス賞」が決定し、こちらには中山夏月姫が選出された。
票数1位の「ベストパフォーマンス賞」に選ばれたのは、豫風瑠乃。発表役をつとめた宮本佳林からは「曲の難しさを乗り越えて、楽曲に愛情をもって挑戦してくれた結果だと思います」というコメントが寄せられた。豫風は自分の名前が呼ばれると驚きながら も感極まった様子をみせ、「ここまでみんなの名前が呼ばれていって、自分のパフォーマンスを頭の中で反省していたんですけど、ベストパフォーマンス賞に選ばれて嬉しいです」と嬉し涙を浮かべながら語った。