「楽しすぎるから、まだここにいる未来を想像してるからなのかな?」とありのままの想いを口にしながら、アイドルとしての自分にけじめをつけるように、「ここでやり残したこと以上に、次に進んでから自分がどうなっていくのかという“未来”が楽しみなので卒業という決断をしました。これからの6期生の活躍は楽しみだし、後輩の成長もSKE48メンバーの夢が叶う瞬間を一人でも多く、スタッフとして支えられる人になれたらと思っています」と、まっすぐに前を見つめて話した。
竹内の言葉に涙を浮かべる同期へ向けて、「泣いてくれるみんながいてくれて嬉しいなって思います。6期でよかったなって思ってます」と感謝を言葉に込めた。また、これまで多くの波を経験してきたからこそネガティブに感じとってしまう6人へ、「マイナスな言葉にも耳を傾けてしまう優しい期だから。でも、こうして応援してくれるファンの方がたくさんいるから、ポジティブになってとは言わないけど、マイナスなことよりも応援してくれるみんなを信じて、これからも活躍していってほしいな」とエールを送った。
ライブ当日まで制作していたアルバムを手渡す場面も (C)2021 Zest,Inc. 画像 8/12
ライブ当日まで制作していたアルバムを手渡す場面も (C)2021 Zest,Inc. 画像 9/12
竹内が挨拶を終えると6人がライブ当日まで作っていたというフォトアルバムが手渡された。中身は一人ひとりのメッセージと合わせて、デビュー当時の写真などたくさんの思い出が詰まった一冊に仕上がったようである。竹内は「仕事場のデスクに飾らせてもらいます」と満面の笑顔を咲かせて受け取った。
最後は『未来が目にしみる』を爽やかに歌い上げる (C)2021 Zest,Inc. 画像 10/12
6期生の真骨頂『エンドレスオキドキ』 (C)2021 Zest,Inc. 画像 11/12
7人で歌う最後の楽曲は『未来が目にしみる』。これまで6期生は『未来とは?』や『未来の扉』など“未来”に関わる歌を届けてきた。SKE48に残る6人と、新たな道を歩いていく竹内。それぞれの未来を明るく照らし出す今の6期生にぴったりと当てはまる楽曲だ。最後はみんな笑顔でライブを終えた6期生。その後のチェイサーで『オキドキ』が流れると竹内を筆頭に、お約束の流れで『エンドレスオキドキ』を踊り続け、最後の最後までステージを盛り上げた。
左から鎌田菜月、熊崎晴香、北野瑠華、竹内彩姫、日高優月、青木詩織、井田玲音名 (C)2021 Zest,Inc. 画像 12/12
今回のライブを通して後輩メンバーたちへ“希望”をパフォーマンスを通して伝えた6期生。「昔を大事にしつつ、今のSKE48に新しい風を吹かせたい!」と終演後の取材で熊崎が言っていたように、6期生にしかできない、6期生だからこそのステージを2時間の間にぎゅっと詰め込んだ。
この先、後輩メンバーたちからも沸き起こるであろう新たなムーブメントに期待を寄せたい。
【開催概要】
「SKE48 6期生Zepp Nagoya 単独ライブ2nd ~6期が好きだ~Supported by ゼロポジ」
日時:2021年5月18日(火)
会場:Zepp Nagoya
開場 17:00 / 開演 18:00
来場者数:641名(定員:1,864名)
出演メンバー:6期生(青木詩織、北野瑠華、竹内彩姫、日高優月、井田玲音名、鎌田菜月、熊崎晴香)
(ゲスト:松本慈子、相川暖花、上村亜柚香、倉島杏実、大谷悠妃、赤堀君江)
【セットリスト】
M00.overture
M01.神々の領域
M02.片想いFinally
M03.恋落ちフラグ
M04.Parting shot
M05.キスポジション
M06.オレトク
M07.せ〜ので言おうぜ!
M08.金の愛、銀の愛
M09.伝説の魚
M10.青くさいロック
M11.チャンスの順番
M12.オネストマン
M13.君のことが好きだから
M14.夕立の前
M15.無意識の色
EM1.夏よ、急げ!
EM2.パレオはエメラルド
EN3.未来が目にしみる
EN4.オキドキ